
表紙を見て、これは面白いかもしれないと手に取ると、ストーリーとしてはそうだろう、そうだろうという感じで想像どおり、意外性はないが、納得できる面白さであった。
離婚・脱サラした経済エリートが、父祖の地に帰り、農業株式会社を作って、町おこしをするという明解な内容だ。
脇を占める人物も、はじめは脇役として登場するのだが、いつの間にか主役に負けず劣らず重要な役割を果たすようになる。そこが、良かったのかもしれない。
役所に頼らず、なるべく自分たちの力でやっていくという姿勢は、とても魅力的で多くの人に読んでもらいたいところである。