こんにちは。

 

英語絵本で英語を日常に、を実践中のAkaneです。

 

GW中、去る4月8日に東大で行われた教育フォーラム

 

2020年 日本の教育はこう変わる!

~本当はどうなる?どんな準備をすればいい?~

 

のシェア会に参加してきました。

 

東大教授であり、慶応大学教授であり、
文部科学大臣補佐官で
日本の教育のキーマンでいらっしゃる、
スズカン先生こと、鈴木寛先生による講演と

 

育てコーチングのプレシャス・マミー代表の

谷亜由未先生との対談のシェア会でした。

 

写真は4月8日のフォーラム時のもの

 

 

いくつか印象的だったことをシェアしますと・・・

 

 

スズカン教授曰く、今は、産業革命以来の

「近代社会」が終焉するときで

250年ぶりの転換期にあるのだとか。

 

「ちゃんと」やらなければいけない仕事はAIにとって

代わられ、「知性」から「感性の時代に」なるそう。

 

「ちゃんとする」「ちゃんとやる」という

「日本ちゃんと教」を撲滅すべし。

 

減点方式の「ちゃんとする」ではなく

「できてるところを認める」

加点方式に!

 

「ちゃんと」とか「速く」こなす、と

今まで価値のあった

能力ではなく、

 

「非定型」、「新しいものを生み出す力」が

必要な時代になる

 

「想定外」と「板挟み」をたくさん経験すること。

 

子どもに「失敗をさせること」

 

「先回り」しないこと!

 

などなど。

 

つまり、

可愛い子には、失敗をさせろ!

ということ。

 

人は、子どもは失敗から学ぶ。

 

失敗を恐れて「先回り」しても

子どものためにはならない!

 

 

「失敗」をさせる実例として例えば

子どもに飲食店などで自分で

食べるものを選ばせる、などが

挙げられていました。

 

たとえば、お寿司屋さんでさび抜きを

選ばずに頼んでしまったとしても、

子どもはワサビが辛いのを体験・

失敗し、次からはさび抜きを指定

することを学ぶことになる、とか。

 

この話を聞いて、私は子どもに「失敗をさせること」

を恐れていたことに気付きました。

 

例えば、レストランなどで娘が食べられそうに

無いものは頼まない、とか、

娘が間違った選択をしそうになると先回りして

「本当にそれでいいの?こっちがいいんじゃない?」と

言ったり、

 

あるいは娘がピアノの練習をしているとき、

「間違えても大丈夫よ」と娘に

言いながら、

 

背後で

「間違えずに弾いてね」

「間違えずに弾いてね」

と心の声では念を送っていました💦

 

言ってることと、心の奥底で思っている事が

チグハグだったのです。

 

そのせいもあってか、娘は

「間違える」ことに対して結構敏感な子に・・・

 

ピアノを間違えるのももちろん、

字を書き間違えた、とか

折り紙の折り方を間違えた、

とか

 

日常の

「そんなこと、気にしなくてもいいのに!」という

ことに対してですら、

「間違えた!!!」

と騒ぐ子に・・・

 

そんな娘の母である私自身も「失敗」を恐れ、

「正解」があると信じている人でした。

 

学校のテストでは

「なんで間違えたの!私って駄目!」と

自己嫌悪に陥り、人生の選択にも

「正解」があると信じ

「これは正しいか?間違っているか?」と

ジャッジし

「間違いのない方法」を探していました。

 

「でした」と過去形にしていますが

ここ1年くらいでそれに気づきました。

 

そして、徐々に軌道修正しているところです。

 

今回このシェア会に参加して、改めて

失敗を恐れず、子どもにはまずは

経験させろ!を肝に銘じたのです。

 

そうすると、、、

 

以前に比べ、娘が何かをしている

時に、「間違えないように!」と

念を送っている(笑)自分がいなく

なりました。

 

 

娘の意識はまだ「間違えた!!!」に

敏感ですが、徐々に緩むとよいな、、、と

思います。

 

先日参加したコーチング練習会でも

 

「失敗は失敗じゃないの。

 失敗はただの経験だから」

 

と谷亜由未先生がおっしゃっていました。

 

子どもの教育は、まずは親の意識を

変えることから。

 

失敗≠失敗

 

失敗=経験

 

を自ら実践し、

かわいい子には失敗をさせていきます。