これはつまり何が言いたいかというと、
もし、今の自分が、「過去の積み重ね『だけ』で作られている」としたら、
「『過去の自分やパターンにはない、新しい選択』はできない」
っていう理屈にもなり得て、そう捉えてしまう人もいるんじゃないか?って思うんですね。
「未来の自分を作るのは今の自分」っていう文章では、
今から新しい選択もできる、ってなりそうだけど、
そもそも『今の自分』が過去が原因で作られてるんなら、『未来の自分』も過去からの延長線上にあることになるので、
例えば過去が良くなくて、今が良くないなら、そのまま未来も良くない、
っていう事になってしまわないでしょうか?
(いや、理屈上そうは思わないよ、って方はもう読まなくて大丈夫です笑)
試しに下に文章を、ネガティブな、悪い方のイメージで読んでみて下さい。
「これまでの自分は、過去がこうで、こういう人生を歩んできて、
今がこう。ずっとこう。だから、きっとこれからもこうなんだろう。」
・・どう感じますか?
これ、実際の鑑定のお客様で(多くはないですけど)こんなふうな思考を持ってしまってる方っていらっしゃるんですね。
でも、決してそんなこと(過去と同じような状態が未来もずっと続いていくこと)はなくて。
そうすると、やっぱり、
「今の自分」が「過去の結果」だけでできてるとするならば、それはなんかおかしい、
ってことになるんですね。
つまり、「今」この瞬間の自分っていうのは、過去がどうあれ、
その選択や積み重ねとは「関係なく」存在してる部分もなければ、
今までとは違う未来につながる新しい選択はできないんじゃないか、と。
そう思って、今回の記事を書いてるんですが。
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あなたが、もともと占いに全然興味がなかったとします。
そういう類を信じない方だから、
そもそも気にしたこともないし、
占ってもらったこともない。
で、ある日、
友達と一緒に旅行に行った先で、
たまたま占い屋さんを友達が見つけて。
「面白そうだし、行ってみる?」ってなって、
(いや、私はいいからあんただけ行ってきなよ、ってのもアレだし、)
いいよ、行ってみようか、
ってなった。
人生で初めて、占いをしてもらう。
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はい、まずはここまで。
もし、
「過去」の積み重ね「だけ」で作られてるのが「今」だとしたら、
【過去】
占いに興味ない・観てもらいたいとも思わない
↓↓
【現在】
「占いを受けてみようか」
の文脈が、成り立たなくなるんですよね。
つまり、
【過去】が【現在】の原因にはなってない
んです。
・・ただし、
・友達と旅行に行くことを決めた
っていう時点以降、という【過去】は、
・旅先で占いを受けてみよう
っていう【現在】の「原因」はなります。
でも、
「占いに興味がなかった」
っていう【過去】は、
「占いを受けてみようってなった」
っていう【現在】の「原因」にはならないですよね?
(この場合、『占いに漠然と興味があった』『いつかちゃんと見てもらいたいと思ってた』っていう過去だったら、『占いを受けてみようとなった』っていう現在の選択の原因になりますよね?)
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その占い師さんが主に使ってたのは、タロットカード。
そこで言われたことが、
びっくりするぐらい合ってて、
自分が最近考えたこと知ってた?
ってぐらいそのまんまなことを言われたりして。
「・・占いって、凄いじゃん!
っていうか、面白い!!」
って思った。
そこから、
人生で、全然興味もなく、
気にすることも信じることもなかった
「占い」に対して、
旅先で受けたタロットが当たりすぎて、
何これ、占いって面白い!!
ってなって、
「・・これ、自分でもできるんなら、
タロット買って、やってみようかな?」
と思った。
(中略)
自分のことを占えるようになったら、
周りや友達を見てあげたくなって、
占ってあげてたら、だんだん噂が広まって、
これはもう、お金をもらってやったほうがいいな、
ってなって、、、、
気づけば、
昔はあんなに興味がなかった「占い師」に、自分がなってた。
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こういうストーリーが、あなたの人生に起きたとします。
これが、手相で(流年法というもので)流れを見るとどうなってるかというと、
(ここからが核心です!!!)
「未来に、すでにタロット占い師としてデビューする」
っていうことを表す線が(手相上の年齢の目盛りの、ある年齢上に)あって、
それは、「過去(これまで)とは関係なく」決まってて。
んで、その「ある年齢で占い師デビューする」
っていう未来に到達するまでの【一連の流れ】っていうのがあって、
それは、ある日・ある瞬間から、
「過去(これまで)とは無関係に、独立して」、
その【一連の流れ】に入る、んですね。
で、その入口っていうのは、
「旅先で友達に誘われて占いを受ける」
っていう、
「これまで(過去)の自分の積み重ねとは『無関係な』選択」によって」、
なんです。
・・・この説明、伝わりましたかね??
もう一回言います。
「今の自分」っていうのは、
「過去の積み重ねの結果」としてだけ存在してるんじゃなくて、
「未来につながる新しい流れ」の「入り口」として、
「過去とは無関係に」存在してる要素もある、という。
で。
最後に、ぶっこむとですね。
時間というもの自体が、
実は「未来から流れてきてる」
とも言えるんですね。
つまり、
「今の自分は、過去が『原因』だけではない部分がある」
そして、
「今の自分は、未来に『原因』がある場合がある」
って言えるんです。
未来に、タロット占い師になる、
っていうことはすでに未来の方に「あって」、
その未来というのが「原因」になって、
「旅先で、『どういう風の吹き回しか、私も占い受けてみる』わ」
っていう意識と選択をする、という「結果」をもたらしてる、
という。
・・・どうでしょうか??
この仕組み、イメージしてもらえましたかね??(笑)
・・・これ、ただの概念や仮説、っていうわけではないんです。
手相で人生の流れと出来事を表す「線」の構造から見ると、
本当に、実際に、そうなってるんです。
詳しい仕組みは、
手相の「流年法」というものの秘伝的な部分になるので全部は明かせないんですけど。(この、「流年法」の秘密に関して、重大なお知らせを近々します!!)
(・・あ、予告しちゃった笑)
いやあ、前回記事からお待たせしすぎて、本当にごめんなさい。
で、今回の、「時間と流れは未来からやってきてる」っていうのをふまえた、
「理想の自分になるためのイメージの持ち方」
というのを、
メルマガの最新配信記事に書いてますので、よろしければご覧ください(・∀・)♪
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