手相では、
人生の流れというか、ストーリーが読めるんですが。
(それを測って読む技術を、流年法っていいます。)
生命線とか運命線っていう線に、
「どの位置が何歳」っていう細かい目盛りが決まってて、
・何歳のいつごろこんな出来事がある
・何歳でこんな転機を迎える
・何歳から生き方や価値観が変わる
・何歳で始めたことが何歳で成功する
・何歳でさらに飛躍する
・何歳から何歳までがこういう時期になる
みたいに、
細かく読めれば月単位から、年単位は普通に、
近い未来から遠い先まで、人生の流れや出来事を、細かくも、ロングスパンでも読むことができます。
ちなみにこんな感じ。
点の一個一個の間が「一歳(一年)」です。
ちなみに、ご夫婦の手相です。
上がご主人、下が奥様。
(ご夫婦それぞれで60分ずつの鑑定)
ご主人は、自分が今の事務所を構える前の喫茶店待ち合わせ鑑定時代からずっと、節目ごとに鑑定に来て下さってます!
それで、
いろんな方の人生の「流れ」と、「構造」を見てきて、
気づいた事なんですけど。
人生の中で、
「その人らしく生きられない」
時期ってあって。
例えば、
合わない仕事でしんどかったり、
収入やお金に苦労したり、
人間関係や自分らしさに悩んだり、
今の生活や環境に違和感を感じたり。
それこそ、いろいろあるんですけど。
で、そういう時期って、
「本当に望む生き方」
「やりたいこと」
「向いてる仕事」
「自分にあった働き方」
とかに気づくために、「その時期や経験」を体験してるんだな、と。
かつ、
「望む人生」に気づいて、それを実現するために、
それが叶えられたときの幸せやありがたさを実感するために、
「今は苦しい経験をしてる」
んだな、っていう。
・・これ、勘違いのないように、
「苦労しないと幸せになれない」
っていうのとは、意味が違うんですよね。
「幸せになる」ために必要なのは、
自分の望みや叶えたい未来に気づいたり、
幸せになっていいんだ、って自分に許可を出せたり、
自分の好きなこと・やりたいことをやったり、
自分がどう感じてるかに気づけるようになったり、
自分を許せたり受け入れられたり、好きになったり、
人にどう思われてもいい、っていう覚悟をしたり、
(まだ他にもいろいろたくさんあると思うけど)
そういうことであって、
それは、「苦労」ではなくて。
決意とか、許可とか、開き直りとか、
自分で選ぶとか、行動するとか、
流れや可能性を信じるとか、
ワクワクすることとか、楽しむこととか。
こういうことだと思うんですよね。
あくまで、今回の記事で言いたいのは、
「望む人生に気づいてそれを実現するために、
かつ、実現できた時の幸せをより強いものにするために、
今は『望まないこと』を経験してるんじゃないか」、
っていうことです。
これ、よく、例えに挙げるんですけど。
影響力のある、売れてるカウンセラーさんとかって、
昔、頑張ったけどボロボロになって、生きづらかった時期がある
っていう方、けっっっっっっっっっっこう多いんですよね。
(そういう方ばっかりとは限らないですけど)
だからこそ、心の世界や、人生の仕組みを知りたいと思って、
自分らしく生きられるようになりたいと思って、
カウンセリングなりを学んで、
自分の気持ちや、本当の望みが分かるようになって、
生きやすくなって、幸せを感じられるようになって、
自分を変えることができて、(本当は、変わったんじゃなくて、『本来の自分に戻った』『本当の自分が出てきた』って考えるんですけどね、手相観的には。)、
人生が上手くいくようになって、
そして、それを人にも伝えていきたい、
同じように悩んでた人の力や勇気になりたい、
って思うようになって。
これは、あくまで一つの例ですけど、
でもつまり、そういうことです。
だから今、もし、
しんどかったり、苦しかったり、
楽しくなかったり充実してなかったり、
悩んでたり、上手くいってなかったら。
それらは全部、
「自分が本当に望むことと、なりたい(ありたい)自分に気づくため」
だと考えて下さい、っていうことです。
そういう風に考えれば、
自分にとっての幸せが何なのかに、
少しずつでも気づけるようになる可能性が高くなると思うし、
「今、苦しい」「上手くいってない」のにも意味があって、
かつそれが、長く・大きな目で見たときに、
「『人生が上手くいってるストーリー』の中に含まれてる出来事なんだ」
って思えるようになる、かもしれないですよね。
そんなことをよく、手相を通して、
人生の流れと「その人らしさ」を見てて、思うんです。