前回
からの続きです。
経済的に大成功する、
社会的に大きな影響を与える、
有名になって多くの人に注目される、
こういう運を表す手相を、
いわゆる「良い手相」
と呼ぶとして。
じゃあ、それ以外は、
「普通の手相」
↓
「今ひとつの手相」
↓
「悪い手相」
なのか?
ってことです。
そうではない、と、自分は考えてます。
人それぞれ、
「どんな役目を持って生まれてきているか」
「何に幸せ・充実を感じるか」
「どんな自分でいるのが自分らしいか」
って、違います。
これ、まれに例えで挙げるんですけど。
「芸能人として売れて有名になって活躍する」
ことが、世の中で最も価値があるとして。
じゃあ、極論、
世の中の全員が何かしらの芸能人(俳優、アイドル、シンガー、ダンサー、歌舞伎役者etc...)だとしたら。
誰がお客さん・ファンになるの?
ってことです。
クラブDJが歌舞伎のファンになって、アイドルが俳優の追っかけをする、
そんな時間と余裕はないでしょう。たぶん。
世の中の全員が、
IT関連会社社長と、
天才芸術家と、
投資家と、
大人気ユーチューバーと、
カリスマ心理カウンセラーと、
有名アーティストと、
他なんでもいいやめんどくさい、
の中の何かだったら、
誰がお米作るんですか?
って話です。
まあ、例えですが。
つまり、ちょっと前の記事でも書きましたが、
「成功」っていう言葉の定義が大事になってきますよね。
自分(天道)が思う、定義づける成功っていうのは、
「自己実現」。
自分らしくいること、生きること。
自分らしい人との関わり方、生活を見つけること、それを実現すること。
そこに、
有名になる、
大金を稼ぐ、
社会的に大きな影響を与える、
かどうかは、関係ないです。
自己実現の結果が、たまたま、
「分かりやすい社会的成功」
になってる人(場合)はありますけど。
もちろん、それはそれでいいんです。
結論として、
「いわゆる良い手相」
以外は、
「普通の手相」
「今一つの手相」
「悪い手相」
かというと。
必ずしもそうではない、
ってことです。
・・ただし。
生まれつき、
苦労が多いとか、
運気に波があるとか、
迷いやすいとか、
波乱万丈の傾向があるとか、
そういう手相って、あるはあるんですけど。
これはまた深いテーマになるので、
最後にぶっこんでおきながら、ここでは掘り下げまいと思うんですが。
それもそれで、
その人なりの人生なわけで、
それを通じて、その人に必要な体験や学びみたいなものがあったりして。
でまた、そういう傾向は、
「一生ずっと」
ってことでもなく、
ある時期までそういう流れ、傾向、運気を経験して、
その後、その人にとってのほんとうの幸せ(もっと良い表現がありそうなんですが、今回はこれにします)にたどり着く場合も多いので。
じゃあ、
それまでの人生がそういう傾向になっている、それを手相も表している、として。
それを、
「悪い手相です」
ってひと言で括れるのか?
ということです。
なので、
自分は、いち手相観として、
「良い手相」というのはありうるけれど、
「悪い手相」というのは根本的にない、
と考えてます。