鑑定の途中でたまに聞かれる事なんですが。

 


「でもやっぱり自分で行動していかないといけないですよね?」

  


これは、たとえばこんなケースの時に出るご質問です。

 


「○○歳頃に、やりたいことが見えてくる最初のきっかけのような事があって、次に○○歳ごろから徐々に明確になってきて、(中略)○○歳頃に、仕事として始めてると読めます」

 


 

こういう未来の流れを聞いて、おそらくこう思われるんだと思います。



 

「良い未来が手相に出ているからといって、何もしなくてはそれはつかめない。今はまだ全然先が見えてこないけど、いや、だからこそなおさら、自らの人生を切り開くために、行動しなくては!」 

 




手相的観点からいうと、

 



半分正解、


 

半分間違いです。

 



半分の正解は、思われる通り。

 

いかに、充実活躍するような未来が例えば5年後以降に出ているからといって、

 

これから5年間引きこもって、ネットもつながずスマホも持たずテレビも見ずゲームもせず食って寝てダラダラ&ボーっとだけして過ごせば(逆に難しいと思うけど)、おそらくその未来はつかめません。

 


 

半分間違い、というのは何かというと。

 




人生には、

偶然となりゆきとご縁があるから。

 

 



「人生を切り開くには行動しなければ!!」と(それを腰が重く感じつつ)思う方の大半は、おそらく、

 


「すべて自分の意志と選択で動かなければならない(そして選択ミスや失敗をしないだろうか)」


 

と感じてしまうんではないでしょうか。

 

 



でも、ですね。

 

人生、普通に日常を送っていれば、

 

「自分が意図した以外のこと」って常に起きてるじゃないですか。

 

 

たとえば、

 

本屋に寄る、は


「意図したこと」でも、


 

そこで面白そうな新刊を見つける、

 

「意図してないこと」ですよね。

 


 

電車が遅れる、も、


ふと目にする中吊り広告も、


友達から振られる話題も、


Facebookで今は仲の良いあの人を最初に見かけた流れも、


街コンで連絡先を交換したその男性との出会いも、



 

すべて「意図してないこと」

 

 



自分は、人生が今ここまで来たのを振り返るときに、


いや気づけば昔からつねづね、


「なりゆきとご縁の不思議さと面白さ」を感じます。


参考記事→人生が良くなる(かもしれない)魔法の言葉。


 


つまり、意思による行動の前に、


 

「人生には、自分の意図を超えた大きな流れがある」

 


ということ。

 

 


 

哲学的に気取って言うと、

 

そもそも気づけば、この地球に存在して生活してません?

 

ふと気づけば両親の元に生まれてて、小学校卒業してた。

 

 意図して行動した感じはしないじゃないですか。

 

・・えーーと、前世からの記憶があるようなあなたは少数派なので反論はご勘弁を。

 

 

 

ちょっとそれたので何が言いたいかというと、

 

 

明るい未来を開いていくためには、

 

行動だけじゃなくて、

 

 

たまたま出くわす情報とか偶然の出会いとか、

 

そういった「なりゆきとご縁」が人生には根本的にあって、

 

それが自分を良い方向に運んでいっている、と信じること。

 

 

もちろん、それを掴むために行動が必要だったりもしますけど。

 

ちなみに、「その時が来るまで待つ」というのも一つの行動ですね。

 

 

 

自分の人生にある大きな流れを信じて、未来に希望を持つこと。

 


自分の努力と行動だけでしか人生は切り開かれないのではなく、思わぬ展開や成り行きも存在するというのを意識すること。


 


この考えが身につくと、良い流れに乗りやすくなるのでは、と、色んな方の人生の流れを観ていて思います。

 



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