『押してダメなら引いてみる』





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ささやん:以下赤
「分かりました^^
では、今までの話をまとめましょう。」


最初、話し始めた時よりも
表情がスッキリしているような様子を
相談者に感じ、
今までの話をまとめながら伝えようと
思った時、ふと思い出したことがあった。

「あ、そういえば、
新しい考え方の最悪のパターンがまだでした。
今更ですが、一度やってみましょうか。」


相談者:以下青
「あ、は…はい…」


まだやるの?
そんな雰囲気を感じたが、
言葉に出してもらうことで
頭の中で考えるよりもずっと早く
気づくことを体験上知っているので
順番が少し前後したけど
あえてやってもらうことにした。

「では、新しい考え方の最悪って
どんなことが思い浮かびますか?」


「そうですね。
最悪な状態…
・友人だと思って何でも話したら、
他でペラペラ喋られた。
・やりたいことを追い求めて
結果を後回しにし過ぎて責任を取らされる。
・無謀なチャレンジで自滅する。
ん~、怖いですね…
でも、こんな感じでしょうか?」


「はい、ありがとうございます。
じゃ、その前に話して頂いたこと覚えてます?
現状維持の状態と新しい考え方を
受け入れた状態の質問に答えたことを
思い出して欲しいのですが、
何か違いを考えてみてください。」


「う~ん、現状維持だと
結果だけを重視するのは、
常に追われ続けて他を見る余裕を失い、
不安から逃れるために
やり続けなければならないって感じで
辛くて苦しい重荷を背負ってる感じかな…

それに対して、受け入れる方は、
分かち合うってことが出来る感じですか。
結果を楽しむというか、
過程の中に潜む価値を見つけることに
喜びがあるというか。
肩の力が抜けて挑めそうですね。
例え最悪の状態であっても、
今まで話せないことを話せたことや
やれなかったことをやろうとする気持ち、
挑戦しようとする強さというような
前向きな思いで取り組んだ結果だから、
後悔しないでいられるような気がしますね。」


「なるほど、そんな感じなんですね。
ということは、もう少し具体的に言葉にすると?」


「今回のことに置き換えるなら、
資格の合否と言う結果に拘ることより、
その過程の中で得られたものに注目してみようと。
力が入りすぎてしまうと
本来の力を発揮できなかったり、
余裕を失って、本当に大切なものを
見失ってしまうのかもしれない。
だから、今を受け入れるというか、
力を入れすぎないで
今のベストを尽くすというか。
そんな感じでしょうか。」


「結果に拘り過ぎず過程に注目する。
力を入れすぎず、今のベストを尽くす。
その言葉をご自身で口にしてみて、
今どんな感じですか?」


「なんか、ちょっとカッコつけ過ぎですね(苦笑)
でも、何にそんなに拘っていたんだろう?
資格なんて、ダメならまた次でもいいのに(笑)」


「あれ?そんなことを仰るんですね?
ちょっとビックリです(笑)
まあ、人って、ちょっとしたことでも躓きたくないし、
順調に行くのがやっぱり嬉しいですからね。
でも、人生いろいろありますから、
その出来事の中で学ぶことこそが
人間という器に深みを与えるのかもしれませんね。
さて、そろそろ時間ですが大丈夫ですか?」


「ありがとうございました。
はい、おかげでモヤモヤしていたものが
スッキリ整理できた感じです。
力を入れ過ぎず、今のベストを尽くします(笑)」


「はい、ぜひ今のベストを楽しんでください(笑)」

話をし始めた時は笑顔もなく、
伏目がちだった彼の話が進むにつれて
徐々に何かに気づき始め、
言葉や目に力を取り戻していくのを見るのが、
この仕事をしているボクの至福の瞬間。

彼を見送った後、
冷めたお茶を一口すすって、
次の相談者が来るまでの間の
ちょっとだけ一時のリラックス。


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