こんにちはー。
今回はワタシのtutee、Cさんの英語について。
以前も書きましたが、Cさんの英語は
母語である中国語の影響がかなり顕著に出ています。
(Mandarinともう1つのdialectを話せるそうです)
前に書いた例が、
/r/と/z/の音について。
Cさんの英語は、
/ru:m/の発音が/zu:m/になってしまいます。
もちろん、この/l/と/r/の音の違いは
英語では、roomとzoomの2つの意味の異なった単語になるので
英語を話す際には注意しないといけない点。
面白いのが、/r/の音が必ず/z/になる訳ではないという点。
例えば、right /rait/の発音は/zait/にならないのです。
ワタシの予想ですが、
以前書いた、日本語のさ・し・す・せ・そ、のように
決まった母音が後ろに続く時のみ
違う音が出てくるのではないかと思います。
実際、Mandarin Chineseの音を少し勉強してみると
英語の/r/と/z/の音は中国語では両方とも
/r/の異音として現れるようで
Cさんの場合、/u/が後ろに続くと
/z/が選ばれるようです。
今回少しマニアックな内容ですね(笑
そして、もう1つ発見したCさんの英語の特徴は
/l/の音が/n/になってしまうこと。
日本人にとっては/l/と/r/がよく問題になりますが
Cさんの英語はもう少し複雑。
例えば、rice lice niceの3つの単語を
Cさんに発音してもらうと、
順に、/rais/ /nais/ /nais/という音が出てきます。
最初のriceが/z/にならないのは
上に書いたとおり、/a/の音が後ろに続くからだと思います。
(/u/ではない)
そして、面白いのが/l/と/n/。
日本語の『ら』と『な』を交互に発音してもらうと
音自体ではなく、口の動きだけを考えると
2つの音は、結構似ていますよねb
/l/・/n/、両方とも調音点は同じですからね。
決定的な違いは、鼻音であるかどうかなんですが
Cさんは両方とも鼻音にしてしまうのです。
なんでなんでしょうね(笑
Mandarin Chineseの音を調べてみると
/l/・/n/、両方の音が音素として成立してるみたいなので
もしかしたら、Cさんの話せるもう1つの方言を
調べる必要があるかもしれませんね^-^;
そんな時間はありませんが・・・(ぁ
ちなみに、read lead needの3つの単語になると
どうなると思います? あは。
ワタシは、外国語習得に対する
母語の役割が興味の中心なので
こんな事でも、すごい面白いなぁなんて思ってしまいます。