GWが終わった。今年は“占い”に集中したGW。もっと深めていきたいなーと思う出来事もあり、このタイミングで都内にいける流れがやってきた。
東京・神保町に占い書籍の専門店があるという情報をゲットし、長らく欲しいと思って探している書籍があるかどうかを確認しに行ってきた。
大学生の頃は毎日通っていた御茶ノ水。神保町は、私にとっては憧れのアカデミックな町だった。
大学4年にもなると、論文を書くために結構、神保町の本屋さんにはお世話になった。
お金がないのでたくさんの本は買うことはできなくても、論文を書くためにどんな本を読めばいいのかを教えてもらうために、ただただ通っていた。
今回行った本屋さんは、その名も「原書房」さん。
昭和初期から「易学・運命学」専門店として営業されているそうで、店の佇まいから並々ならぬものを感じる。笑
そんなに広くはない店内に、所狭しと並べられた占い専門書籍。
易学が専門の本屋さんだけに、中国系占術のラインナップが充実している。
残念ながら私は中国系占術は門外漢なので、その棚には目もくれず、ひたすら手相とインド占星術の本を探してきた。
一番欲しかったインド占星術の聖典はなかったけれど、手相の医学的アプローチの書籍は見事にあった。
欲しいと思っていた情報が惜しみなく書かれたその本に、思わず声が出てしまった。
(私)「これだよ、これ、私が欲しかったのは!」
(お店の人)「・・・・笑(静かに微笑みをむけてくれた)」
(私)「すごいですねー、このお店の書籍の充実度!」
(お店の人)「まあ、長くやってますからねー。でもインド占星術の本だけはまだまだ全然揃ってないね。古典はほぼ絶版状態だからね。」
(私)「やはりそうですかあ。。」
絶版されてしまった本にはどうしたら出逢えるのだろうか。
徳を積めば向こうからやってきてくれるのか?
それともまだまだ深めていかないと、ダメってことなのだろうか。
無意味に意味づけるのもアレなので、ひとまずは今ある書籍の中から情報を得て(これがまたとてつもなく時間がかかる。なんてったって、表現が難解すぎる。)、生きた知識として活用していこうと背筋が伸びる思いだった。
その後は、お店の近くにある「神保町ブックセンター」というブックカフェを見つけて、美味しいコーヒー片手に買った本をニヤニヤしながら読む。
そのカフェはあの「岩波書店」さんがプロデュースしているカフェで、アカデミックof アカデミックな「岩波書店」さんが、お茶飲みながら売ってる本読み放題!っていうなんとも太っ腹なカフェだった。
メニューも、新書のサイズで、中身も新書のフォントで、いちいちアガる。かわいい。
図書館の進化版だね。
変化の波に合わせて変わっていける柔軟さと、変わらぬ芯の太さ・強さを「原書房」さんと「神保町ブックセンター」で感じる。
とっても刺激を頂いた。
さあ、私もやるでー!