どうも、はるまき虫です。ベトニク編も今回でラストです。シーマウント・クランとスピアヘッド号の愉快な仲間たちは、ブラッドソーン教団の野望を阻止できるのか…。
*「要塞に戻ったけど、みんなピリピリしているな…。とにかくランブールさんに現状を報告しないと。」
*「分かった、行こう。昔は遺物の発動を阻止できていた…しかし、今回も同じようにいくかのかは、わからないな。」
カルゾグはここから北にある。それほど遠くはないから、シーマウントの部隊を急いで止めに行くんだ!
ブラッドソーン教団は一足先に遺物を見つけてしまったようだね。
*「ぐぬぬ…、だが敗北というわけじゃない。今からでも遺跡に入って大将の首を…!」
何てこった、奴らも馬鹿じゃなかったようだね。
*「ど…どうする?最悪、扉を蹴り破るとか…。」
アイレイド式の扉は石製だよ?
*「(´・ω・`)」
いや、まだ希望を捨てるのは早いみたいだよ。ネラモ曰く、遺跡周辺のウェルキンド石が扉を封じているクリスタルの鍵となるみたいだ。
*「3つだな?よし、全部俺が行くぜ!」
*「ていや!あれがアイレイドが残した亡霊兵か。」
*「うおっ、火の玉だ!」
落ちた箇所はしばらく炎上するよ。足元には気をつけて。
*「これが例のウェルキンド石か。さっそくポチッと…。」
アイレイドの霊魂「ここは生者のための場所ではない。立ち去れ!」
*「ギャー!なんか出てきたぞ!」
おそらくこの遺跡に眠るアイレイドの亡霊だ。何やら、ブラッドソーンが遺跡を荒らしているから腹を立てているようだ。
*「俺たちはブラッドソーンの連中を倒すために来たんだ。だから扉を開ける必要がある!」
アイレイドの霊魂「その約束が果たされるなら、カタコンベへ入る手助けをしよう。先に扉まで行くのだ」
*「案外話の通じるタイプだった。」
ここのアイレイドのためにも、先を急がなくちゃね。
*「なんか、とんでもない茨があるんですが。」
ブラッドソーン・ヴァインだ。ヴァイン(vine)って名前が一応付いてるから、あれから実るのはブドウだよ。
*「ブドウねぇ…。」
この茨には大地を腐敗させる能力がある。この騒動が終わったら、さっさと取り除くのがベストだよ。
*「こんなの気持ち悪いものを残すか?普通。」
一応、上質なブドウが実るらしいけど?
*「結構だ…。」
*「そんなこんなで、カリーン船長たちも来てくれたし…いよいよ遺跡内部に乗り込むとするか!…まぁ内部は幻視で前に見たことはあるんだがな。」
油断しない方がいいよ。敵も侵入してきた場合に備えているはずだ。
*「レリサが信者の服を持ってきてくれたみたいだな、ありがたい。」
*「くっくっくっ、目の前を通り過ぎても怪しまれないようだな。今は親玉を倒す事が先だ、見逃してやろう。」
*「馬鹿な!なぜ分かった!?」
いくら変装したとは言え、明るい場所ならそりゃ気づかれるよ!相手が松明とかを持ってたら尚更だ!
*「バぁレぇたか~!それなら眠ってもらおう!(永眠)」
*「もう隠れるつもりはないぜ、見つけたヤツは片っ端からこうだ!」
炎の鉤爪か、前から使っていた技の変異型だね。
*「今度の鉤爪は熱いぜ、じわじわと効いてくるだろ?」
*「な、なんじゃあこりゃあ…。」
骨の巨人だね。多分さっきの信者たちが組み立てて使役するつもりだったのかな。
*「スピアヘッド号の船員だな?」
マスター・カサンだ。ここは彼が追手を倒すらしいから、任せよう。
*「さて…かなり先に進んだが、ここにはトラップがあるんだな。」
火炎放射器が設置されているね。おそらく教団が仕掛けたんだろう。
*「それにしても…この光景、どこかで見覚えがあるような?」
*「あ!あの時の幻視かっ!」
そういえば過去を見たんだよね。
*「あぁ、だとすると遺物の保管場所はもうすぐだ!急ぐぞ!」
*「ここだ、間違いない。…お!みんなはもう集まっているみたいだな!」
でも、様子が変だ。話を聞いてみようじゃないか。
*「何だと…あの時に散々失敗した儀式を完璧に成功させたのか!」
刻印の丘で教団を率いるヴァーダンが行っていた儀式だね。こうなったら、君もポータルを潜ってヤツを追いかけるしかないね。
*「あ、あぁ…それなんだが。ネラモ曰く、ヴァーダンの儀式以外で霊魂の世界に侵入するには…ウェルキンド石を使う必要がある。ただし、魂のない存在でないと侵入できないらしいぞ?」
何てこったい…。
*「う…うーん。これがポータルか…お!入れる入れる!」
え、本当かい?
*「あぁ、変な感覚だかな。でも、何とかヤツを倒しに行けそうだ!」
*「見つけたぞ…。ブラッドソーン教団の親玉…ヴァーダン!」
ヤツは雷の杖を持っている。距離を詰めて、さっさと片付けるのがいいよ!
*「うぉぉ!岩石の巨人をくらえ!」
ナギ、相手は中々タフなようだ。一か八か、強力な一撃を叩き込もうとは思わないかい?
*「何だと?そんな技は知らないんだが…。」
ものは試しだ、ヤツに飛び掛かるんだ!ドラゴンの如く!
*「よし、ヤツは倒れた!ブラッドソーン破れたり!」
お疲れ様。ついにアルティメットスキルが使えるようになったね。
*「さっきのやつか?なんかドラゴンみたいな翼が生えてきてビビったぞ。」
ドラゴンの飛躍。相手に飛びかかって吹き飛ばす大技だ。でも、これはいつも使えるわけじゃない。発動にはアルティマを求められるからね。
*「何じゃそりゃ?」
敵と戦う中で得られるパワーみたいな物だよ。これからは積極的に敵と戦って、強敵が現れた時にアルティメットスキルを使えるように準備しておくといいね。
*「これがヴァーダンが奪ったアイレイドの遺物だな、現実世界に持って帰れば一件落着だ!」
*「おーい、ヴァーダンをやっつけたぜ!遺物も無事だ!…ってあれ?」
なんか…遺物をカバナントの手に渡すか、この場の壊すかで揉めているようだね。
*「どうしてだ?」
とりあえず意見をまとめよう。
カリーン船長は遺物をカバナントの下で戦争に利用する事を考えているそうだ。
*「まぁ、正しく使えば何とかなるのなら渡してもいいんじゃないか?」
ランブールさんは遺物の力を恐れているのもあるけど、ブレトンやレッドガードへの恨みも理由らしい。
*「シーマウント・クランが嫌がらせでもされたのか?」
オークが苦い汁をなめた過去に関係があるよ。彼らの故郷たる【オルシニウム】は昔、ブレトンやレッドガードによって破壊されたんだ。それが酷い物でね、多くの民族が隣のスカイリム地方などに移動させられるまでに至ったよ。今は大半のオークがカバナントの傘下に入って、カバナント側もオルシニウム復興の援助をしている。…でも、彼女のように過去の出来事を許さないオークだって勿論いる。
*「う…うーん。難しい問題だな。…スピアヘッド号の船員はどうなんだ?」
*「……。蛍さん、何とかなりません?」
……('ω')(無視)
*(ちっくしょう!なんでこんな重大な決断を任せられなきゃならないんだ!…………。)
*「俺の…選択は…これだ!」
ほらほら〜、族長さんもあんまり満足してないよ?
*「うるさいっ。とにかく、これでベトニクの事件は解決だ。」
*「ああ、他に何かできることはあるか?」
*「お、そういえばシーマウントはカバナント所属じゃなかったな。これで晴れて仲間入りってわけか。」
…多少の反発意見もあるだろうね。でも、いつまでも独立するのが危険なのは事実だ。ナギ、次の目的地は【グレナンブラ】になるね。
*「まーた聞いたことのない場所だ。何処なんだ?」
ここから北、タムリエル北西の最果ての地だよ。あそこには大都市【ダガーフォール】がある。おそらく目的地もそこになるだろうね。
*「ダガーフォールは前に聞いたな。俺も行ってみたいと思ってたから丁度いい。」
それじゃあ、ベトニクに別れを告げようか。そして、いよいよタムリエル大陸本土へと足を踏み入れよう!
今回はこれでおしまい。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。