どうも、はるまき虫です。今回でストロス・エムカイ編は一旦終わりです。ナギが借りを作った3人の仲間は、どんな活躍を見せるのか。さて、今回のお話は…。


(レリサを勧誘したその日の夜)


*「前回ランブールさんに戻ってこいって言われたぜ。ついにカリーン船長が盗みを始めるらしいからな。…そういえば、一体ボーセクから何を盗むのか聞いてなかったな?」

ボーセクに一泡吹かせるみたいだから、金目のもの…よりも、ボーセクにとって盗まれるとマズイ物を狙うんじゃないのかな。


*「おお!ジャカーンネラモレリサ!みんな来てくれたぞ。」

みんな君には借りがあるからね。強い味方たちだ。


*「何?奪う物はヤツの航海記録だと?確かに中身は宜しくない内容だとは思うが…、それを取ったところでどうするだ?」

思い出して、現ハンマーフェルのファハラジャード王ブレトン船の攻撃を禁止するよう命じているんだよ。王がカバナントと手を組んでるからね。

*「てことは、航海記録を王に見せたら…!」

一気にボーセクの立場は危うくなるね。カリーン船長によれば、すでに港に王の死者が待っているそうだ。

*「なんと…、王もボーセクを倒そうと考えていたとは…。」


*「えーと、まずは変装して宮殿内に入らないと全ては始まらないわけか。そして、例の書類は鍵付きの箱に入ってるとね。」

鍵はボーセクが持っている事はわかっているから、後は睡眠薬で眠られせて奪えばいいね。


*「お、どうやら箱には衛兵が付いているようだ。なんか馬鹿らしいけど。」

変装、鍵、衛兵。この壁を乗り越える必要があるわけだね。でも君には仲間がいるよ?

*「そうだな、変装についてはレリサに用意してもらうとするか。書類の鍵はジャカーンに任せよう。衛兵については…ネラモがドワーフの電撃装置を持ってきてくれたみたいだし、使ってみるとするか…!」


*「こ…この館はッ!」

ここがボーセクが奪い取った宮殿だね。ここから完全にボーセクのテリトリーだから、用心して。


*「玄関口には掃除なレリサがいた。」

役になりきってるね。召使のローブを持ってきてくれたようだから、着替えてから侵入しようか。


*「一丁前に玉座なんか用意しやがって…。ボーセクはどこにいるんだ?」


*「…なんてヤツだ。やりたい放題じゃないか。」

彼自身も力があるし、個人的な衛兵団もいる。誰も逆らえないんだね。

*「ジャカーン…うまくやってくれよ。」


*「あらー、もう既に決着ついたみたい。」

彼に仕えていた女達もすっかりとられたみたいだ。

*「鍵も難なく奪ったようだな。ジャカーン…恐ろしい子…!」


*「さて…最後の関門だな。見るからに馬鹿っぽいが、まともにやり合いたくはないな。」

ネラモが持ってきたドゥエマー機器を使ってみようか。


*「ありゃ!あっという間に気絶しちまったぞ?相変わらずドワーフの技術は恐ろしいな…。」

あとは箱から書類を盗んでおしまいだ。でも、油断しちゃいけないよ?

*「大丈夫、大丈夫。うはは!これで俺も金持ち…!…うお!?見てやがったのか!おりゃ……


あ!

何やってんだい!?

*「や…やっちまった…!」

逃げるだ、◯人は無論罪が重いよ!衛兵に見つかれば問答無用で即刻処刑だ!

*「ぬおー!!港まで急げー!」


*「外出た瞬間 終わったわ。」

衛兵は君と同じドラゴンナイトのスキルを使ってくるよ。しかも、君がまだ使えないような技も使ってくるし、勝ち目はないんだ。なんとかして逃げ


*「うわああああああ!!耐えろ俺の足腰!」

なんと言う無謀。



これでこの地でやる事はおしまいだ。ストロス・エムカイの旅はどうだったかな?

*「…色々死にかけた…カリーン船長曰く、次の目的地はベトニクって島らしいが…。」

船でゆっくり休むんだ。ベトニクはここよりも緑に溢れている。森林浴でもしてくつろいでみては?

*「俺の勘が言っている…、ベトニクで事件に巻き込まれる…と。」

目を覚ましたボーセクがやってきてボコボコにされたければ、ここで滞在してもいいんじゃない?

*「ベトニク行きまーす!ナギさん楽しみー!」




今回はこれでおしまい。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。