介護系のサービスで従事して5年この間何度も利用者様に料金の変更(確実に値上げ)の報告をしてきました。その度に一定数質問が出ます。

何で値上げするの?が大半。これは、診療報酬の改定なので一事業所がとやかく言える問題ではないため、制度としか説明しようがありません。



ただ、稀にこういった事を言われます。「値上げした分は職員の方にちゃんと回ってるの?」と嬉しい心配をしてくれる人もいます。

はい、回ってはいます。が微々たる物であることも確かです。上がらないよりはマシと言ってしまえばそれまでですが、今回のベースアップ評価料分の上乗せも6月給料から反映されていますが、まぁランチ1〜2回分くらいです。利用者からは利用料の8.0%程度上乗せでとっているらしいですが……計算が合わない気もする。




職員の賃上げまたは、職員教育に充てなければならないなしいですが、配分などは企業が差配します。つまり、誰にどのくらいなどはブラックボックスなのでよくわかりません。職員教育というのもなんか怪しいなーって感じですね。個人的にはなんの恩恵も感じない。もしかして他の職員は職員教育という形でなんかあるのかもしれませんが。




まぁ政府の支出を増やすというより民間でお金を出し合ってるだけですから、日本全体で見れば貨幣量は変わっていません。高齢者と介護、医療法人間で小さい預金のやり取りをしているだけ。

このままだと介護や先の看護師はいなくなり、介護受けたくてもどんなに金払っても受けられない未来が待っていそう。もしくは、移民受け入れにより外国人に介護を受ける未来。私は排他的思想は特にありませんが、それでも自分が年取ったら日本人に見てもらいたいなーと働きながら思います。