医療、介護分野の骨太方針では3.主要分野毎の基本方針と重要課題から医療、介護DX、ICT、ロボットなどの先進技術、データの活用をして生産性の向上、医療、介護等の不断の改革により「ワイズスペンディング」を徹底し保険料負担を上昇を抑えることが重要。一部抜粋



生産性の向上以前から重要とされていますが、生産性とはモノやサービスをどれだけ少ない労力で資源の投入で効率的に生み出せたかということです。しかし、医療、介護は診療・介護報酬によって金額が決められています。効率的にサービスを生み出したり、質のよいサービスをしたとしてもその報酬が低いのでは生産性はあがりません。



そして「ワイズスペンディング」聞きなれない言葉ですね。日本語では賢い支出という意味らしいです。なにが賢い支出でどれが賢くない支出なの?それって誰かわかる人いるの?結局、政府が支出したくないけど、出さないって露骨いうと反発されるから誤魔化すときによく使われる表現です。


コロナの時も本当に困っている人に給付を絞るべきだという人が沢山いましたが、本当に困っている人なんて誰がどんな基準で判断するの?年収で限る?境界線にいる人は困ってないの?つまり、わからない。なら全員に給付すればいいんですよ。



話は骨太方針に戻って、

人手不足の方にも触れています。少子高齢化で人材不足となるため、外国人人材の確保を進めるとあります。きました外国人。まず、特に介護の人材不足は賃金が低い事が1番の理由です。対策を打つならまずそこが最優先。さらに、外国人人材の確保。介護分野で働く外国人の給料はどうなると思いますか?日本人より高い?そんな訳ありえません。ということは、安い外国人人材vs高い日本人人材となります。



人手不足だから企業は高い給料払ってでも人も確保したいと考えます。そこに安い人材が流れてきたらこの分野にいる今働いている人達、これから働く人達の給料はあがるわけありません。だって安い人材溢れているんだし、そっち使えばいいやって合理的考えてそうなります。



ただ、医療、介護は専門分野ではあるので外国人がどこまで日本語でのコミュニケーションに対応できるかは不明なところはありますがね。