- 今朝は亀戸駅東口。気温2℃の予報、駅前は日陰で寒い寒い。そこで2時間近く立っているのだから手先も足先も寒さで痺れてくる。チェルブイリの話をしたり福島第一の話をしたり南三陸の話をしたりするのだが、結局、消費税増税の話が通勤の皆さんの耳目を一番引くように思う。
- 南三陸ではお世話になりました。 RT@MSRsmileproject: ぶろぐにお餅つきの写真をUPしました!! http://t.co/kHvMthuR
- 13時から今年最後の渡辺喜美代表記者会見。大阪都構想の地方自治法改正案の条文案がまとまり、法案作成の実務者として同席。自民党のPTもみんなの党の後追いで地方自治法改正案の検討をしているようだが、単純に現行の東京都の都区制度を大阪にあてはめ、実施前に住民投票を義務付ける案のようだ。
- みんなの党の地方自治法改正案の肝の部分は、都と特別区になろうとする自治体(大阪府、大阪市、堺市)が協議会を作って権限・財源の配分を自由に決められる、法改正を要する場合に国に尊重義務を課す等、制度設計に地方の自主性を認めた事。自民党PTの検討ではそれが抜け落ちているように見える。
- 記者から「渡辺代表は来年、年男だが」との質問が。「来年は壬辰(みずのえたつ)の年。壬の意は内在するものが増大する。女へんの壬で妊と書くが如し。辰は龍、昇り龍または急降下。抱えてきた問題が急速に大きくなる年、その年に5回目の年男。感慨深い。もう私も若くはない」と来年への決意を。
- 東雲キャナルコートの36階建て公務員住宅に入居する福島県からの避難者の「しののめサロン」。4月以降、原発周辺の浪江町、富岡町、南相馬市から800人以上、最近は福島市やいわき市から自主避難者が。とれたてのサツマイモや野菜の配布に長い列。 http://t.co/jV1vp9EC
- 「しののめサロン」は毎週火曜会に開催。避難住民の自治組織である「東雲の会」も9月に発足。子どもから若いママ、お年寄りまで、多くの人々の心の拠り所となっている。問題はこうした場にも出てきてくれない人。訪問による声かけをやっていると言うが。 http://t.co/GVDjQSxK
- 様々な避難者から話を聞いた。24歳女性、福島市の信夫山近くの線量の高い地点から「お前だけでも逃げろ」と父親に言われて、10月、一人で自主避難。都内で職を得て企業受付で働く。「お正月も帰りません。怖いから」。この東雲公務員住宅にいつまで居られるのか心配だと。
- 31歳女性、警戒区域外のいわき市在住で避難対象でなかったが、2度の水素爆発を見て「このままでは死んでしまう」と3月15日朝、母と車で自主避難。福島県内のホテル、栃木県内の親戚宅、千葉県内の親戚宅と転々とし、親戚に気を遣いながらの生活に疲れ果てて、母は4月下旬、いわき市に帰った。
- それから一人で千葉県内のマンション、そこも3ヵ月限りで出ざるを得ず、7月中旬、いわき市に帰る覚悟をした。都庁に電話したり必死で探して、都内のホテルに5次避難。そこで郡山市からの避難者の女性と知り合い、この東雲公務員住宅の存在を知った。実に6ヶ所目の避難先。
- 東雲公務員住宅に入居したのが11月。7ヵ所を転々とし、身も心も疲れ切り、今は精神科を受診している。これだけの思いをしながら、なぜ精神的損害への賠償8万円だけなのか。自主避難中に使ったおカネは8万円どころじゃない。払いたくない東電と紛争審査会がグルになっているとしか思えない、と。
- 31歳女性、堰を切ったように私に語りかける。正直、放射線の影響は定かでない。しかし、こうした状況をもたらしたのは東京電力福島第一原発事故に他ならない。先ほどの24歳女性もそうだが、目には見えない、健康影響も確定的知見のない、放射能というものが人々を不安に惑わせている事を痛感する。
- 避難住民の「東雲の会」の役員には浪江町の方が多い。警戒区域内で直後に避難し、地震で破損した家屋を修復する時間もなく、雨水が入り込み家は朽ちてしまった。10月に防護服を着て一時帰宅したところ、家には犬や猫が入り込み、その糞尿で荒れ果てていたと。
- 東雲公務員住宅の避難住民には原発で働いていた人も、身内に原発作業員がいる人も多い。今月16日に野田総理の「冷温停止状態」「事故収束」宣言があったが、誰もそれを信じていない。「除染による帰還」にも極めて懐疑的だ。この間、高まった政府不信のもたらしたものだろう。住民の苦悩は深い。
- そうは言っても、苦悩を抱えながら一緒の避難住民の仲間と明るく逞しく避難生活を送っている方も多い。最後はおば様達との楽しい語らいとなった。ここは本当に個人差の世界で、しかし心配で気が滅入っている避難者を責める事はできない。南三陸町でも感じたが、大事なのは「聴く」事だと思う。
- 年末に南三陸に行ったり、東雲公務員住宅で避難住民から話を聴いたりしていると、支援者から「被災地には一票もないんだぞ」とお叱りを受ける。その通りだと思うし、議員は当選しないと仕事できない、落選すればただの人だ。でも一方で「何のために議員をしているのか」とも思う。難しいところだ。
Powered by t2b