2週続けて週末、豊島も真っ白になりました。雪の壇山は珍しく、
別世界のようでした。ちょうどみくに園ではインフルエンザが流行し、
利用者の方々も窓から眺めるだけでした。全員予防接種をしているので
1日程度の発熱で収まるのですが、なんといっても大変なのは自閉症の
人たちが多い2番館。部屋でパジャマ姿で寝ている人を起こしては普通の
服に着替えさせていくSさん。(彼の頭の中ではなんで昼間なのにパジャマ
なの?と納得できないのです)、静かに寝ていてほしいのに起きだしては
うろうろと歩く人たちなど。「病気であること」「静かに寝ていなくてはならない
こと」「頭に冷却シートを貼ること」「マスクをすること」「食事を部屋でとること」
活動も中止になったので「暇な時間の過ごし方」等。
まあ、大変でした。これは今後の課題です。
最近徹底していてよかったと思うのは「手洗い」です。
みくに園ではケーキなど食品の製造にも関わっているので、職員も利用者も
手洗いを徹底しています。教えるには時間もかかるのですが(特に自閉症者:
みくにだより冬号チャレンジH記参考)、手の洗い方を手順通りきちんと
洗うように指導しています。
実習生が来て、まず学ぶのは「手の洗い方」です。それは後日、保育所実習
に行っても必要な基本的なことなので、きちんと身につけてもらいます。
「今日からは家でもどこでも、この手順通りに洗うことを習慣にして下さい」と。
食事前などきちんと並んで手を洗っているのをみると、安心します。
冬のおみやげは雪とインフルエンザと山羊の赤ちゃんと・・・
そうそう、名前をつけなくてはね。ぺぺロンチーノとナポリタンと次は?
イタリアンで統一してあるのです。
昨年植えた2本の蝋梅が初めて黄色い花をつけています。玄関にはTさんの
持ってきてくれた紅梅も活けてあります。
高松短大の後期実習生が来たら一緒にお雛様を飾る予定です。今年は少し遅く
なりました。
春はもうすぐです。
(kame )