映画を観に行った。
今日は1300円で観られる日だ。
明日、上映終了予定の時代劇映画だからか、
観客はあたしと、もう一人の男性だけだった。
中村きちえもん が テレビで主演の 長谷川へいぞうの話。
藤沢しゅうへいの原作だったかな
小説はけっこう、大人の描写がきついので、映画はどうかなーと
ちょっと、こわごわ観たけど、大丈夫だった。
時代劇が好きだ。
昔、小学校前の電電団地にいたころ、
お父さんが夜9時から「大江戸捜査網」を観ていて、
子供には見せてくれなかったのだけど、
聞こえてくるセリフも、音楽もかっこよくて、
こっそり、ふすまを開けてお兄ちゃんと観ていた。
その後も、
大河ドラマや、水戸黄門、暴れん坊将軍、
鬼平はんか帳、銭形平次、、
最近では雲切仁左衛門、大河の道(伊能忠敬の話)、、
(中井貴一ばっかりだけど、)
みたみた。
で、今日の映画では、(中井貴一もまたまた少しでてきた)
べらんめえ調のセリフが懐かしくて、子気味よかった。
名俳優もでてきて、ワクワクした。
以前と違って、女性の帯の締め方とか、着物が気になった。
盗人だった人が、親方の人情に触れて、生きて親方の配下になるという
江戸時代の人情が、描かれていて、これもまた、よかった。
日本独特な文化だとおもう。
敵が味方になるなんて、
将棋とチェスの違いに表れていると聞いたことがある。
殺陣も、かっこいい!
武家の所作もうつくしい
残酷なところもあるけれど、
やっぱり、時代劇は、つづいてほしい、日本の文化だ。