滑り止めの星と自称している(今の偏差値でどこが?というところでありますが)、栄東中学と同系列の埼玉栄中学校。栄東が御三家の「滑り止めの星」であるなら、ここは偏差値45~50ぐらいの生徒の「滑り止め」の星という感じなのかなという位置づけに見えます。

上の娘の1月受験校候補として訪問しました。

 

学校としては、医学部進学・難関大、通常進学の3つにコース分けしており、医学部進学にかなり力を入れていきたいとのこと。

医学部進学は中学では1クラス、20名程度。そこの出身者から11名(学校全体の今年の大学の医学部入学者は12名、うち11名が中学からの生徒らしい)の現役医学部卒業生が出たということで、鼻息が荒くなっているようです。

ちなみに、このコースは高校からは21時まで授業があり、予備校と提携して医学部入試向けの対策を徹底してやるそうです。

難関大は一応、国立、早慶、GMARCH目指すという位置づけならが、先生としては正直に実質、「GMARCH」ですねとのこと。

進学クラスは日大との指定校協定を結んだりと、日東駒専を目指す生徒向けとのこと。特に日大はこれから増えていきそう?な感じなのかも。

ここの売りは、ともかく広い校舎と運動場。東京ドーム10個?以上の施設があり、特に運動場系は各強豪の部活ごとに専用施設があるそうで。陸上も男子、女子でそれぞれ1つずつ練習グラウンドを用意しているとのこと。インターハイ系も常連の部活が多く、ここは特に高校からは、アスリート養成みたいな感じで募集している模様。

入学試験合格率は70%程度。医学部進学とそれ以外で難易度が大きく分かれているのかなあという印象。そして、たぶん、医学部進学クラスはほぼ、全特待なんだろうなあという構成。

医学部受験生向けに、栄東とのコラボ入試を行っているそうで、午前中に栄東、午後にそのままの会場で埼玉栄を受けることも可能にしている「パック入試」ということも行うそう。ここら辺は埼玉在住とかで、ブランドにあまりこだわらない&学費を他に賭けたいトップ層には受けるのかも。

 

学校周辺はこんな感じ。

 

あと、入試は説明会ですら、西大宮から学校までかなり近くとも道路、駅は混雑。本番入試は道が休日の竹下通りみたいになって、進まなくなる可能性が高いので、遅くとも30分前には駅に到着しておきたいところかなあと思いました。