共立女子会場で、共立を目指す方にとって有益そうな情報を先生がお話されていたので、ご参考まで。
(1)入試関係
・足切り無し、300点満点中、180点取れれば合格できる。
・補欠は毎年30名~50名程度。補欠生は2回以上受験された方のみを対象として繰り上げているので、共立を第1志望にしてくれるなら、必ず2回以上受けてほしいとのこと。
・英語入試は基本、英検2級レベルの戦いと思ってほしい。
・特待生制度は無い。
・成績開示は生徒に対してのみ。張り出して競争をあおるようなことはしない。
(2)学校生活・特色
・生徒数1学年320名は都内で最大規模。8クラス編成
・いろいろな個性ある生徒がいるので、多様性を求めるご家庭には向いている。
・学校行事を一丸となってやる校風なので、冷めた子はあまり楽しくないかも。
・PTAは各クラス3名お願いしているが、無理強いはしない。むしろ、共立大好き、家族ぐるみでみたいなご家庭の方が6年間ずっとやる感じのイメージ
・いじめは無いとは言わない。不登校もゼロではない。
・中学から高校への進学は無条件。ただし、高校は留年があるので、危なそうなご家庭にはいろいろ確認は入る。
・無宗教。但し、礼法は小笠原流をベースに厳しくやる。
・美術はかなり力を入れている。
・部活、委員会活動は17時まで。中高で完全に分離しているので、高校生にアゴで使われるようなことはない。
・塾については、高校2年の冬から行き始める子が多く、お茶の水の某予備校が多い。90%ぐらいはなにかしら塾にはこの時期からは行く感じかも。ただ、トップ層は逆に学校の講座だけの子が比率が高かったりする。お子さん次第な気はする。ただ、逆に中学3年間で塾に行っている子はほとんどいないのではないか。
・部活は屋内系はダンス、バスケット、バトン部等、活躍している部活が多い反面、屋外は場所がら、校庭がとても狭いので、残念ながらそこで成果を出したい子にはおススメできないかもらしい。面白い部活として太極拳部が有名らしい。また、文化部がかなり盛んとのこと。
(3)大学進学等
・共立女子への推薦はかなり緩く出しているが、進学は少ない。
・美大向けの支援メニューがある。
・早慶クラス、国立向けに、難関校対策講座を、勉強が遅れがちな子向けに強制補習講座がある。
・いわゆる旧AO入試対策に今後力をいれる。今は30%が2月前に推薦等で大学を決めているが、6年後は50%を超えるのではないか。そのために国語の表現力の授業等に力を入れている。女流歌人の講座や課題図書の作家さんの講演会等も適宜、行ったりしている。
指定校推薦枠
今年度合格実績