これからの時期は汗をかくようになるので、ワキガ体質の方はきちんと対策をしないといけない時期が始まります。
ただ、ワキガ対策をしていても、汗が衣類についてしまってワキガのニオイが染み付いてしまったなんてことありませんか?
ワキガのニオイというのは衣類に残りやすく一度衣類にしみ込んでしまうと、なかなか取り除くことができないんです。
また、やっかいなことに、ワキガ臭が残った衣服を洗濯カゴに他の衣服と一緒に入れていると、他の衣服にニオイが移ってしまいます。
自分だけじゃなくて、家族にも迷惑をかけてしまうなんてことになってしまうかもしれません。そんな事態は避けたいですよね。
じゃあ、なかなか落ちないニオイと黄ばみをどのようにしたら落とすことができるのでしょうか。今回はワキガによる衣服のニオイや黄ばみを落とす洗濯方法について説明したいと思います。
ワキガによる衣類のニオイと黄ばみを落とす方法
①アルカリ性の洗剤を使用する
ワキガによってできる汚れには酸性の物質が多いため、酸性の洗剤や漂白剤を使用しても効果は期待できません。アルカリ性の洗剤を使う方が汚れは落ちやすくなります。
②塩素系漂白剤で付け置き
塩素系漂白剤はニオイを落とす力が強く、しつこいワキガ臭を落とすのに効果的です。しかし、デメリットもあります。
漂白力が強いため、白いもの以外は色落ちしてしまいます。また、ウールやシルク、ナイロン生地に使うと素材が黄色く変色してしまうこともあります。
付け置きした洗濯物を他の洗濯物と一緒に洗うと色落ちの原因になることもあります。ほかにも塩素のニオイが残ってしまうなどデメリットもあります。
③酸素系漂白剤と重曹の付け置き
重曹はアルカリ性のため酸性の汗のニオイを中和してくれ、消臭効果や油汚れやシミの洗浄効果が期待できます。
色落ちする心配がないので他の洗濯物と一緒に洗うこともできます。酸素系漂白剤には粉末と液体タイプがありますが、粉末の方が除菌力が高くオススメです。
粉末は弱アルカリ性で液体は弱酸性です。酸素系漂白剤は色落ちしにくく、色柄物にも使用できます。
洗濯方法は、重曹水に1晩服を浸し、その後ワキなどの気になる部分に酸素系漂白剤を直接つけ30分~2時間程度おいて洗濯する方法が効果的です。
ワキガの洗濯物と他の洗濯物を一緒に洗うとニオイが移る?
ワキガのニオイが付いてしまった洗濯物と他の洗濯物を一緒に洗濯をするとニオイが写ってしまうかもしれないから分けているなんて方がいらっしゃるかもしれません。
ただ、そんな心配する必要はありません。一緒に洗濯をしたとしてもワキガのニオイが移ることはありません。
ただ、ワキガの洗濯物をそうでないものと一緒に洗濯カゴの中に入れておくとニオイが衣類に移ることがあります。
ワキガのニオイが移らないためにも、ニオイのついた洗濯物と他の洗濯物は別々に置くようにして、洗う時は一緒に洗うようにしましょう。
まとめ
ワキガ臭のついた服はなかかな落とすことはできません。手間がかかりますが、重曹水に一晩浸け置きし、酸素系漂白剤を使用することでニオイは取ることができますので、服のニオイが気になる方はぜひ実践してみましょう。


