群馬県の「吾妻東部衛生施設組合」が、
東日本大震災で発生した瓦礫の本格受け入れを開始しました。
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120609ddlk10040203000c.html

他の地域でも瓦礫の受け入れが検討されており、
賛否両論様々な意見が出ております。

ここで、私の立場を言わせていただきます。
「受け入れ賛成」です。

理由その1

瓦礫の存在が、復興の妨げになっているからです。
私は震災後、4回ほど東北地方に行き、気仙沼市や南三陸町など、
津波の被害に遭われた地域を、自分の目で見てきました。
確かに徐々に家の形跡や放置された車などの処理が進んできたのはわかりました。
しかし、それらはどうやって「処理」されたかというと、
「脇に寄せられてまとめられている」だけなのです。
もちろん、その土地は「誰かの」土地なのでしょう。
そういった瓦礫が寄せられるだけで減らず、その土地の復興ができないのです。

理由その2

今こそ、日本人が昔から持つ、「助け合い」の精神を発揮する時だと思うのです。
上記の様に、困っている地域が東北地方に沢山あります。
そして、全国の自治体がほんの少しづつ、瓦礫の処理を受け入れてくれたのならば、
それが復興の一助となるのです。
いはば、「国難」といえる事態の中で、全国でできることを分かち合うことが必要なのではないでしょうか。

もちろん、無条件の「賛成」ではありません。
放射能などの安全性を確保した上でのという条件はクリアしなければなりません。
自治体職員の他にも、地域の方や市民の代表の方などが一緒に安全性を確認し、
それを書面に残し、データはインターネットなどでスピーディーに公表するなどをし、
誰もが納得できる方法で安全性を確認しなくてはならないのは、言うまでもありません。

震災に触れたついでに、現地を見た私の心を少し。
現地を見て、簡単に、「一日も早い復興をお祈りします」などと言えなくなりました。

津波により跡形もなく消え去った町。
瓦礫の処理が進まず、町の再建も緒に就かない。
一人一人の将来設計も何もかも、先が見通せない。

そいうった中で、何が復興と言えるのでしょうか?
町並みが戻ることなのでしょうか?
仮設住宅がなくなり、皆さんが新しい家に住み始めることができるのでしょうか?
残念ながら、私にはわかりません。
何が復興かわからず、まさに筆舌に尽くしがたい状況を目の当たりにし、
「一日も早い復興」という言葉が、私の中ではあまりにも軽く、あまりにも空虚なのです。

直接私ができることは少ないです。
多少の義援金
仕事を通じた復興
そして、全国で瓦礫処理を分かち合う呼びかけ
そんなことしか出来ません。
でも、一人でも多くの方が同じ想いを持って下されば、
その想いがつながり、大きくなっていくと信じています。