初めて自転車で旅をしたのは大学2年の冬でした。
1983年12月26日から31日までの6日間です。
四国の海岸線沿いを一周しました。
最初の夜は、小雨と強風でバタバタ揺れるテントの中で
眠れない夜を過ごしたのを覚えています。
消防署ではバス停が屋根もあって寝心地いいぞお、
と教えてもらって、最終のバスが出るまではストーブに当たらせて
もらいました。
唯一、泊まった民宿のおかみさんは、朝早く出発する私のために
5時半から起きて朝食を作ってくれました。
素敵な人達との出会いがたくさんあるので旅は大好きです。
この旅が終わった後、年が明けて1月2日に書いた感想があったので
転載しますね。
30年前の私です(笑)
どうして喫茶店の珈琲の考察から始まっているのか
よく意味がわかりませんが、原文そのままです ^ ^
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この旅を終えて気がついたのは、まず、喫茶店の珈琲だ。
愛媛はu.c.c.と進和が半々で高知に行くとu.c.c.だけになる。
おまけに、u.c.c.と書いているより、ウエシマコーヒーとか
ユーコーヒーと書いているのが多いのだ。
徳島へ入るとダートコーヒーというのが出てきて、香川もダートで
川之江、三島あたりにもダートはあった。
ほんで、どこにもちょこちょこあったのがカキ三コーヒーだ。
この旅でわかったことは、まず、
区切りや分岐点というのは自分がつけるのではなく
自分が通ったあとにできるのだということ。
轍みたいなものなんだなあ。
それと、すごく自分をさらけ出せたみたいだ。
まったく相手は自分のことを知らないわけだから
着かざる必要もないし、かっこつける必要もないわけだ。
それで、自分の思っていることを堂々と言うことができた。
しかし、逆に考えれば、やっぱり普通の俺は
かっこつけようとし、みんなによく見られようと思い、
自分の本心をかくし、上つらで物事を言っているということが
よくわかった。
やっぱり、自分をさらけ出すことも大切だ。
それから、やはり自然は大きいということ。
人間なんか問題にならない、いや、
人間は自然の一部なんだということだ。
そして、俺はこの旅ができて本当によかったと思う。
いろんな人達とあい、言葉をかわし、その人達の体温に
はげまされ、そして家族に心配してもらって
この旅が成功したんだ。
人は一人では生きられない。
1984年 1月 2日 午前 9:15
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今も旅は続いています。
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