こんな私の写真学校時代の卒論に
たくさんの反響をいただきました。
今回で終わる予定だったのですが
思いきって延長することにしました。
数年ぶりに読み返したこの卒論に私の原点があるからです。
なぜ私の人生の目的の一つが
「いのちを大切にする」
になったのか?
そして
「そのことをまわりの人たちに伝え続ける」
になったのか?
もしかしたら10回を超えてしまうかもしれません。
長期にわたって私の卒論にお付き合いいただくのも
申し訳ないので一日の投稿数を多めにしますね。
FXのブログなのですが
やはり、
「どうしてFXをするのか」
このことをしっかりとお伝えすることが大切だと感じています。
ここがぼやけていては、いくらFXを始めても
簡単に放り投げて、次の砂の城をさがす旅に出ることになります。
いつまでたっても、簡単に崩れる砂の城を
作り続ける人生です。
そこに充足感はありません。
それでは、引き続き
「あなたいったい誰ですか?」
を続けていきます。
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「あなたはいったい誰ですか?」 (第3回)
東北南部は前日の8月12日にやっと梅雨が開けました。
青森はまだ梅雨が続いていて
その期間の最長記録を更新しています。
青森高校を出たあと市内中心部へ戻りインタビューを始めました。
小雨が降り続く商店街で
「あなたはいったい誰ですか?」
と問いかけ続けました。
50人から返事がもらえるまで、3時間近くかかりました。
その50人の中で即答できた人は5人もいませんでした。
29年前の東京と同じように、みんな最初は口ごもります。
最も多かった答えは「わからない」
次が「人間」、その次が「わたしはわたし」
名前を答えたのはわずか二人でした。
「哲学だね」という人もいました。
私も含めてほとんどの人が
こんな簡単な質問に答えを出さないで日常を送っているのです。
では、この質問を投げかけた寺山修司自身はどうだろう?
彼は早稲田大学在学中にネフローゼで入院します。
その時、親友の山田太一に送った手紙の中に
次のように書いています。
「僕はまもなく詩を辞すだろう。
でも、僕は散文よりも音楽みたいな世界性のある芸術、
芸術よりも本物の人生をはじめたい。
君とまだ海へ行ったことがなかったね。
退院したら行こう。」
この頃から寺山は世界を目指していたが
一方で「本物の人生」を捜しはじめます。
(つづく)