文字のない絵本、Carl Series（カール・シリーズ）をご存知ですか
留学時代の恩師が、新米パパやママへ出産祝いによく贈ると教えてくれたシリーズです
文字のない絵本を「読む」ことの難しさと楽しさを味わってほしい、という思いから贈るそうです
Carl's Christmas
by Alexandra Day
カールは、一家のベビーシッターをいつも任される、頼りがいのあるロットワイラー
毎回の子どもとカールの「お留守番」が、とても優しいタッチの絵で描かれていて、「絵」だけでも、確かに素敵な贈り物になりそうです
シリーズのどの絵本も、最初の１ページ目に１文あるだけで、あとは全て絵でお話を語っていきます。
さて、それをどう読み聞かせるか
ということですが
読み聞かせは、文字通り、「読んで」「聞かせる」わけですが、文字がない絵本をどう「読む」か
戸惑うお父さんお母さんもいそうですね
でも逆に、これを機に、親子の英語力とは無関係のところで、純粋に英語の絵本を楽しむことも、できそうですね
普段の読み聞かせとは逆の立場をとって、お子さんに絵本を「読んで」もらうのも良いですし、親子で一緒にページをめくりながら日本語でストーリーを組み立てても良いですし、絵をヒントに簡単な英単語をお子さんに与えながら「読み」進めるのも良いですね。
大人は、総じて、文字を追って、絵本を「読む」ことに集中しがちなので、こうした絵本で、純粋に絵本の「絵」を味わい、ページをめくるワクワク感を子どもとシェアしながら、物語の展開を楽しむ、という時間も新鮮なのでは？
