「朝4時に亡くなりました」
留守電のメッセージ。




実感がない。
気がついたら乗り換えの駅にいた。
「人は死んだら無になる」とお母さんが昔言ってた事を電車の中で思い出した事は覚えてる。
月曜日、隣に座って飲んだのが最後のお別れになるだなんて。


ムカついた事もいっぱいあった。
もう口も聞きたくないって何度も思ったりもした。
でも、やっぱり憎めない人だったから、アタシはあの日帰りが遅くなるけど待ってたんだよ。
仕事頑張ってるって言ったら嬉しそうにビール飲んでたよね。
たくさん御世話になったのに何も出来なかったから、今度の誕生日にはたくさんビールを飲んでもらおうって決めてたのに。

突然の出来事だったから、涙も出ない。
安らかに眠って下さい。


もっともっと会いに行けば良かった。
悔しくて顔が痺れてる。
明日、本当に最後のお別れに行くね。