ほめ日記

なるべく外出を控える様にと言われて、ここ三週間余り買い物以外は出かけない。そこで新聞を読む時間も増えて、面白い記事を見つけた。

発言欄に８４歳の無職の男性が、「ほめ日記は面白い」と題して、自分の良いところを探して懸命に褒めまくるのだ。

例えば「今日は機嫌良くお酒が飲めて良かったねえ。しかも、ちゃんと二合以内でやめられたのが、本当に良かった。感心、感心、明日もその調子でな！」と言うふうに。

「ほめ日記」を書き始めてから、私の人生が急に明るくなって、元気が出てきた様な気がしている。とこんな記事を見ながら、なるほどと、読んでいる私も真似をしてみる事にした。

さて、そこで自分のどこを褒めようかと思い巡らせるが、これといってすぐに思い浮かばない。三人の子育ても、ほめ育てと言うより責め育てをしてしまった様な自分を、褒めるどころか猛反省の私である。

がしかし今７３歳の私はこれまで４０年余り、朝寝坊はしたことがない事に気付いた。

そういえば、明治生まれの両親は二人とも早起きだった。

母などは、はがまでご飯を炊く、おくどさんに薪で火をおこし、はじめチョロチョロなかパッパの火加減でご飯を炊いていた。

と、こんな話を娘や孫にしても、昔昔あるところにお爺さんとお婆さんがいました、と言うおとぎ話を聞く様なものだろうか😝