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いよいよ乳房温存手術です。看護師さんと歩いて手術室に向かいます。ドラマとかはストレッチャーなどに乗せられ家族に頑張ってねと見送られるイメージですが、この病院は手術日は面会ダメなため1人です笑い泣き

手術室は何部屋も並んでいて、テレビでよく見る沢山のライトがついた大きな丸い照明がついています。オルゴールの優しい曲が流れています。自分で手術台に乗って頭にシャワーキャップみたいなのをかぶります。点滴をさして口に酸素マスクをつけられたらもう記憶がありません。一瞬です。大声で名前が呼ばれて目が覚めたら終わってました。先生にリンパ節転移は無かったからリンパ節郭清はしなかったよ!と言われホッとして又寝てしまいました。目を開けようとしても開けていられません。

部屋に運ばれてきて、点滴、鼻に酸素、導尿、ドレーン、足には血栓予防のマッサージ器がついていて身動きができません。夜中もなかなか寝付けず長い夜になりました。でも乳癌を経験した友人から麻酔のせいで術後に吐き気がしてひどいから、点滴に吐き気止めを入れてもらうように言った方がいいよとアドバイスをもらって入れてもらったからか吐き気や痛みは全く無かったです。

翌日の午前中にドレーン以外は外されて自由にトイレにも行けるようになりました。お昼ご飯はお粥です。丸一日ぶりの食事口笛

午後には夫がお見舞いにウインクあとは退院まで一週間会えません爆笑

夜は電子書籍で山本文緒さんの無人島のふたりを読んで気持ちが落ち込みました。突然膵臓癌で余命宣告を受けてからの日記です。でもぐんぐん引き込まれて一晩で読み切りました。どんなに夜更かししても次の日お昼寝し放題だから嬉しいです。