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697号 愚痴言います

697号 愚痴言います
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■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/7/1(697)━

愚痴言います

最近、私が腹が立った愚痴を公共の場で語り続けたい。
思ったまんまを書き続けるという暴挙にでるので、マイナスの
ダメージを食らいそうになった方は読まないようにして頂きたい。
※だったら書くな!って言わないで!!!!

独り言で、だらだらと書くのでゴメンナサイ。

最近、どうも記憶力が鈍ってきたと思うことが多い。
名前が出ない、どうだったか思い出せない、なんて言ったか忘れ
てきた、ということが増えてきた。
前はパッと思い出せたのに。

手帳に書いたメモもどこに書いたか覚えていないし、そもそも
書いたのかすら覚えていない。

もしやこれは・・・・

ウツかボケかアホになったのかと思って、色々な人に聞いたり
相談をした。
すると口をそろえて言うのが「忙しすぎるのだ」と。

なるほど、そうなのか。

そして、最高の対処法は「捨てる」ということが全員の意見の
帰結点だった。

そこで、まずは自分の仕事の資料を整理しだした。
基準は、

・捨てても困らない

・捨ててもまた必要であれば貰えば良い

という2点で徹底的に捨てまくった。

半分になったではないか。

一旦捨てると燃えてきたので、携帯電話の整理も行いだした。
知らない人を捨てに捨てまくった。
どうせこっちは覚えてないわけだから、かける訳がない。用事が
あるならかかってくるはずだし。

これも半分くらいになった。

取引先も整理をしだした。
正直言って、選ばせてもらった。

そんな整理整頓を行っていた中、部屋の掃除を行っていて出て
きたゲームソフトを3本売ったら3,000円で売れたので、
そのお金でノートパソコンの増設メモリーを探していたら、
4ギガが3,000円で買えた。

こりゃダメだ。
そりゃホンハイにシャープが買われるはずよ。
物を持った方が負けるよね。

やっぱり、物が多いと損するわけだ。

そして、どうぜEMSも炭鉱労働・蟹工船と同じ収益モデルなので
人件費高騰でダメになってしまう。

だから、EMSの会社に特許を持ったメーカーが食う。
結局、トレンドを読み違えると死ぬ。

身軽な方が強いけど、身軽だから何かを買いたがる。
解らないでもないが、私はこのまま身軽な状態で行こうと思う。

そんなことをガシガシと行いだしてから、
恐ろしいことが周辺で起きてきた。

一番ビビったのは、

・大きな詐欺事件の犯人の致命的な情報を見つけた

こと。
俺、関係ないんですけど、これは参った。
テレビに出るらしいからマジで驚いた。
これがご縁で、大きな会社の顧問になることになった。

やはり、私の勘は当たる。
やっぱ、違和感があるときはだいたい当たる。 

完璧だと思える状態であったとしても、アリの一穴で堤が壊れる。
壊れる兆しは何となくオカシイ感じがしだす。

ぼーっと、問屋や卸から仕入れて販売していた会社が、売上が
下がりだしてよく見ると、問屋や卸がインターネットで販売をし
だして、今までやってたECサイトが右肩下がりで落ちるなんいう
のはザラである。

通常、同業・同種の商品やサービスを30%値引きして売り出し
すると、顧客は安い方に流れて競合会社はダメになる。

この価格戦略は非常に有効で、デフレ上で最高最強の顧客獲得
手段だと私は思っている。

高い価格で取ることでブランドを維持するという考え方もあるの
は良く解る。

しかし、後発で市場を取りに行くなら広告宣伝費や代理店報酬を
上げるなんていうことを行うよりも30%くらい値段を下げて
顧客との接点をつくって、その接点を厚くするCRMを行う。
これは強い。


一方、その価格に対応できない会社は赤字になる。

赤字になると人件費を下げだす。

すると人・物・サービスが下がり、お金が流出する。

つまり、競合の値下げに対抗できないのだ。

では、対抗できない理由の根幹とは何か。

経営者の無駄遣いである。

金があるとすぐに何かを買ってしまう人が経営者の会社は絶対に
ダメになる。
これは、企業規模の大小を問わない。

確かに、買収で大きくなる会社もあった。
GMなんてのは良い例だと言われる。
しかし、ほとんどが失敗をする。
GEなんて本当に良い例だと思う。

なんで失敗するか。

儲かる会社は売らないっていうの。
だれだって解るじゃないのさ。当たり前の話やん。仕組化に成功
していればノンマネジメントで回るはず。つまりは、売る必要が
無いっていうの。
シャープがあそこまで値段が下がるにも訳があるに決まっている
のだが、買い手は安いと思えば買う。

シャープの次はどうせパナ。
でも、パナの人から言わせれば「良い人材は既に居ない」って。
当たり前やん。良い人材なんて遥か昔に違うところに居るって。
特許?そんなもん、中国相手にしたら無駄だってーの。
挙句に、日本国の大臣は1位と2位の違いが判らないし、日本人
なんてアイデンティティーも根性も無いんだから無駄だと思う。

日用品の会社、つまりは安全が生活に直結する会社以外の会社
は買収するだけ無駄だと思う。

また、そもそも、買って大きくするということを成功できる人っ
ていうのは、そもそも自分でやっても成功できる人だってこと
だったということ。

成功して金ができたからって、買った会社で成功できるかは全く
関係が無い。
だって、最初の成功ってたまたまかもしれないんだから。

成功なんて移ろいやすくて、一瞬で変わる山の天気のようなもの
だ。上手くいっている根拠なんて絶対に無いし、あると思って
いる経営者は驕っているだけだ。

必ず勝てる法則が理解できていたり、未来が本当に予測できる
なら、会社を経営する必要はそもそも無い。

だから、絶対に必要な会社以外は買ってはいけない、
絶対に必要な物やサービス以外は買ってはいけない、

会社のお金で。

これって、経営者は勘違いして自分のお金だと思っているが、
従業員たちも理解はしていても感情的には認めていないってこと。

これを理解していない経営者が多いのなんのって。

経営者からすれば、借金をして勝負をしているのは自分なのだか
ら言われる筋合いは無いと言い切る。

合っている。大正解だ。

だから、従業員たちも理解をしている。当然だと。
しかし、認めることはできない、心の底では。

売り手は論理で売ろうとし、買い手は心理で買う。

理論・理屈をつけて相手を説得しようと経営者はするのだが、
従業員は心理で最後は動く。

これが解らない経営者が多い。
いや、むしろ、これは経営者である限りは理解するのは不可能か
もしれない。
究極的には、労働者と資本家は利益相反関係にあるのだから。

しかし、ケチと節約は違う。
意気に感じて、打てば響くような人であれば、労働者がガタガタ
言わないということは歴史が証明している。

だれだって、人物にはついていく。金じゃない。
でも、金の使い方を見れば、人柄は解る。

付き合って行っても得しないと判断したら、誰もが敵に変わるの
は世の常。
敵はアリでも堤を壊す力があるのだ。まして、徒党であれば更に
その力は強く、豪傑であれば一撃で壊されてしまう。

これは戦国時代の本を読んでてもよく出てくる。
アニメになるからキングダムを読み直したけど、本当に同じだと
感心した。
聖書を読もうが、マンガを読もうが、全部同じことが書いてある。

ということは、そもそも、人間は失敗するようにできているとい
うことなのだろう。

完璧なんてある訳が無い。
最近読んだ宇宙創造(特異点から3秒後までのことを詳しく書い
ている)の本にも宇宙は凸凹で、いくつも宇宙が存在していて
ボコボコと新しい宇宙ができているなんていうことを天才たちが
書いているのを読んで、我々の世界も凸凹で当然なんだと思った。

その本にも「物質は引き合うようにできている」と科学者は明言
していた。

思考や感情には質量があるということが証明されている。
つまり、現象や他の物体に影響を及ぼすわけだ。
思っていることがバレないと思っているのは本人だけなのだ。

心、精神、意思、思考、感情、言葉、行動、結果、はずれないの
である。

なんと恐ろしいことか。
転げ落ちていく人は、既に転げ落ちることを予測していたのだ。

確かに確かに、
本人には言えないが、周りから見れば一目瞭然である。
だれが落ちていくなんて一目瞭然。

本当のことなんて言うわけがない。
心の狭そうな人に、本当のことなんて言っても損だし。
適当に言っておいて過ごした方が得だし。

だから、私は本当のことを言おうと努力している。
コンサルタントとしての職務を全うするには、嫌われても言うべ
きことがあると私は理解している。

正直言って、たくさんのお客様からお仕事を頂戴できている現状
は、本当のことを言って嫌われても大丈夫だということもあるが。

 

あー、久しぶりに大愚痴かましてスッキリした。
失礼しました(汗汗)


次号に続く

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