求人広告屋が語る・・・641号 最近、こんなお客さん多いな～

求人広告屋が語る・・・641号　最近、こんなお客さん多いな～
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■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009/12/9(641)━

最近、こんなお客さん多いな～

今日のテーマは最近のお客さんについて。
特徴が、

・丸投げしたい
・いつでも止めれる（もしくは出来高）
・安ければ安いだけOK（売却のときは高ければ高いほどOK）
・実は結果よりも言い訳が欲しい

ということを希望してること。
只今、私の会社がコンペで勝負しているお客さんなんてすごーく
良い例。
ちなみに、そのお客さんは超大手で、コンサルや研修の受注案件。

私がコンペで戦っている相手も超大手。
そんな超大手のコンサルや教育研修の会社と戦える理由は、まさ
に「安ければ安いだけOK」と「実は結果よりも言い訳が欲しい」
という部分。
そして、プレゼンで勝てる最大の理由が、超大手の会社の人って、
みーんな「丸投げしたい」って思っていること。これは、発注側
だけじゃなくって受注側もそーなのだ。

つまり、受注側も発注側も頑張って良い結果を出したところで個
人に恩恵が返ってこない昨今の状態では、成功するよりも大失敗
をしないことに注力することが大切だっていうわけだ。だから、
失敗しても大丈夫な価格帯で言い訳のつくサービスが売れる。
発注する側も受注する側もテキトーなのが多い。

少し話は飛ぶが、どこのサラリーマンもやる気が無い無い。
朝の9時15分に駅前の喫茶店にいるサラリーマンを見ればDSで遊
んでる人、寝てる人、マンガ読んでる人、の多いこと。
アポまでの時間をつぶしているのかなー？と思いきやずーっと
いる人ばっかり（そんなところにいる私も同じだと思われている
だろうが・・・）。

本当に、こーいう不景気な時期のサラリーマンは頑張るだけムダ
が多い。言いだしっぺで新しいことやって失敗したらクビになる
し、頑張ってると何でもかんでも仕事を押し付けられて家に帰れ
なくなる。だから、何か決めるときはいつでも団体で決める。
プレゼンを聞くのもいつも団体。プレゼンに行く側もみんな団体。
ぞろぞろぞろぞろ何人もこぞって。
プレゼンを聞く側もする側も、無理なことは言わない。責任を取
らされるようなことはしない。
安全第一安全第一、私の安全が第一。

私はそれを否定しているわけではない。私がサラリーマンなら絶
対にそうする。こんな不景気で勝負しても危険なだけだ。
じーーっとチャンスを待つに限る。
しかし、我々のような中小零細企業はそーは行かない。
止まれば死ぬ。代わりに働いてくれる人はいない。
生きる為に頑張るしかない。

というわけで、私の会社はプレゼンに残りやすいわけだ。
しかし、そんな働かないサラリーマンたちを経営陣はちゃんと見
ているから面白い。
ただ、そんな経営陣たちも「丸投げ」だから笑っちゃう。
「丸投げ」というM&A案件のなんと多いことか・・・

次号に続く

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