こんにちは。

 

現在フライフィッシングで使うバンブーロッドを制作しています。

 

今回の作る工程を簡単に紹介すると、

 

①竹割り

②竹の曲げ伸ばし

③竹の粗削り

④竹の熱処理

⑤竹の本削り

⑥ブランクの接着

⑦ブランクの塗装

⑧ロッドの組み立て

 

①~⑧で完成予定。

 

このうち今回は、②竹の曲げ伸ばし~③竹の粗削りの工程です。

 

先週から始めた竹の曲げ伸ばし。

 

 

このGWの休みを使って、ひたすら竹を焙っては伸ばしていく作業がやっと完了しました。

 

 

 

ブランク4本分で計24本。

 

次の工程は③竹の粗削り。

 

生竹は乾燥させただけでは竹に水分が残っており、その竹を竿にしても張りがありません。竹は焼くことで水分が抜け、また竹のファイバーが焼けて炭化することで竿としての張りが出てきます。

 

この竹を焼く④竹の熱処理の前工程として粗削りを行います。

 

この工程では、ただ割っただけの竹から正三角形のスプリットケーンを削りだしていきます。

 

この工程で使うのは、

 

 

 

竹を削るのに使うスタンレー社のカンナ。

 

奥の小さい方が粗削り用、手前の大きい方が仕上げ用。

 

日本のカンナは引いて削るカンナですが、このカンナは押して削るカンナ。

 

そして竹を設計通りに削る為のプレーニングフォーム。

 

 

このプレーニングフォーム、真ん中の溝のエッジに角度60度の加工がしてあり、この溝に竹をはめてカンナで削ることで正三角形の棒(スプリットケーン)ができるもの。

 

こんな感じ。

 

 

 

そして、

 

このプレーニングフォームには5インチピッチで押しネジと引きネジがあり、溝の深さを調節できるようになっています。

 

 

溝の深さを計測するのがこのデプスゲージ。

 

スプリットケーン三角形の高さになる溝の深さを0.01mmから測ることが出来ます。

 

写真の位置で小さい丸の針が4、つまり深さが4.00mmにセットされています。

 

この要領でプレーニングフォームを5インチピッチごとに粗削り用にセッティング。

 

 

とにかく、正三角形を削ることに意識を集中して削ります。

 

 

全文で24本。

 

これからぼちぼち削っていますので、今日はここで終了です。