≪スマホ・LTE・ネットワーク/売上高、昨年世界トップに 通信機器、エリクソン抜くって??≫ | ★☆IT派遣営業マン「テル」が教える人材派遣で稼ぐ技術!☆★

★☆IT派遣営業マン「テル」が教える人材派遣で稼ぐ技術!☆★

IT業界13年の現役派遣営業マンだから教えられる、人材派遣のキャリアUP方法!収入倍増の極意!!

皆さんは、スマートフォンをご利用していらっしゃいますでしょうか。
私は、仕事ではiPhone、プライベートではXperiaです。
で、携帯というと、ドコモ、KDDI、ソフトバンクというキャリアがあって、Apple、サムスン、ソニー、シャープ、富士通。。という各種メーカー端末があるじゃないですか。
その上で、もう少し言うと、OSのiOS、Androidがあって、LINEなどのアプリがありますよね。
ここまでは、皆さんわかりますよね。
おもてから見えるハード、ソフトの面です。
では、おもてから見えない、CPU、半導体、蓄電池は、どこのメーカー?っていうと、どうですか、ちょっとわからなくなってきますよね?

この辺になってくると、少し専門的に感じてしまいます。
で、今回、お話しするのは、端末そのものではなく、モバイル端末を活用するためのインターネット、通信の部分のお話しです。

なんか難しそうですか?

大丈夫です。
皆さんも聞いたことのある、3GとかLTEというやつです。

これを細かくやってしまうと、確かに大変なことになってしまうのですが、ここでは、そういうことではなく、
皆さんが、ドコモ、KDDI、ソフトバンク、を知っているように、通信の部分って、どこの会社がやっているの?っていうことを、ちょっと知ってもらおうと思いまして、というだけです。

で、早速なんですけど、通信基地局って聞いたことありますか。いわゆる、電波アンテナが絶好調、とか、全然入らない。。というやつです。w

この重要な通信部分をやっている会社って聞いたことありますか?

普通は、なかなか、ないと思います。

では、この日経の記事を見てみてください。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【広州=桑原健】華為は中国農村部やアフリカなどの新興市場を低価格製品で開拓し、技術力を培って欧州や日本などに進出した。通信会社向け機器を主力とするメーカーでは今や世界トップの売上高を持つ。


華為の2012年通期の売上高は、前期比8%増の2202億元になったとみられる。スウェーデンのエリクソンが発表した12年通期の売上高は2277億クローナ。12年末時点の円換算ベースで、初めて売上高で華為が世界首位に立った。


同社が成長の原動力とするのは「顧客ニーズから離れない技術開発」(胡厚崑副董事長)。高速通信などの技術を追究する一方、通信会社のコストや手間を省ける製品開発にも力を注いだ。例えば、華為の基地局はLTEへの移行など高度な規格への切り替えが一部の部品を取り換えるだけでできる仕組み。ひとつの基地局に複数の規格を併存させることも可能だ。


もっとも、主力の通信会社向け機器の伸びしろは大きくない。市場開拓が一巡し、11年まで2ケタ増だった売上高の伸びは12年は8%にとどまった。今後はEUとの摩擦、米国やオーストラリアなどの警戒も成長を阻む可能性がある。


これを見込んでか、華為もスマートフォン(スマホ)や一般企業向け情報システムといった新事業の拡大を急ぐ。昨年12月にはフィンランドに研究開発拠点を設けると発表。欧州企業の技術者の取り込みを狙っている。


 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
如何ですか?

この記事は、華為(ファーウェイ)という会社がエリクソンを売り上げで抜いた、というお話しなんですけど。

??

華為? エリクソン??

何ですか?って感じですよね?

実は、この華為、エリクソン、というのが、現在、通信基地局を占めている会社達なんです。あとこれに加えてノキアシーメンス、という会社。

聞いたことないですよね??
別に知らなくても良いのですが、実はIT業界では、現在、派遣のお仕事としては、非常に沢山の方に働いってもらっており、常に需要があるお仕事なんです。

でも、これ以前は、派遣にはなかったお仕事ですよ。
スマートフォンの登場で、一気に拡大したんです。

ですから、皆さんにはわからなくても、僕等には、かなりメジャーになっているんです。

へー、そうなんですね。

はい、そうなんですよー

で、ちなみに、この記事のことなんですけど、これって凄いことなの??

そうですね。
このことは、実は、今まではエリクソンと、ノキアシーメンスの殆ど2強だったんです。

トヨタ、日産みたいな感じです。

で、そこに韓国の現代が乗り込んで来て、一気に成長し、2強に追いつき、追い越した!と言うとわかりやすいかもしれません。

で、この勢いが止まらないため、今後は、2強を突き放すのではないかと。。

そういうようなお話です。

実際にこの華為は、本当に、ここ数年で、一気に出てきた、という中国の会社です。

つまり、欧州が先導していたのに、アジアの中国が出てきて、ビックリ、さらには警戒、というイメージで思ってもらえればわかりやすいと思います。

そして、現状では、あまりの勢いに、領域への参入のやり方が汚いんじゃないか、と難癖をつけ始められているところです。

それが、こちらの記事となっております。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
中国・華為、広がる摩擦

受注拡大、EUは「不当廉売」 米豪も懸念強く

【広州=桑原健】通信機器の中国・華為技術(ファーウェイ)が、欧州連合(EU)との摩擦に直面している。欧州市場での華為の販売について、EUはダンピング(不当廉売)の疑いがあるとし、中国当局との協議に着手した。中国人民解放軍との関わりが疑われる華為には、米国やオーストラリアなども安全保障上の理由から懸念を示しており、中国企業の海外進出に伴う摩擦の象徴とも映る


華為は世界各地で導入が進む高速携帯電話サービス(LTE)用機器で受注を伸ばしている。グローバル・モバイル・サプライヤー協会の調査によると、今年1月までに商業運用の始まった145の通信網のうち、半分にあたる73の通信網は華為が受注した。


 

華為は携帯電話基地局などの設備で攻勢をかける(広東省深セン市の本社)



◆売上高3割超す伸び


欧州市場では、ドイツテレコムやスペインのテレフォニカ、英ボーダフォンなどの主要通信会社から相次ぎ受注。2012年通期の欧州・中東・アフリカ地区の売上高は3割を超える増加になったとみられる。

EUは華為が不当な安値で輸出攻勢をかけたと判断。中国の政府系金融機関の信用供与が実質的な補助金にあたるとし、中国当局との協議に入った。欧米市場に進出する中国企業はまず低価格で攻勢をかけ、事業シェアを奪ったうえで収益確保を狙う傾向が強いという事情もある。

欧州メディアによると、EUのデフフト委員(通商担当)は華為と中興通訊(ZTE)の中国通信機器2社に対して、輸出価格を29%引き上げるように求めている。中国当局や華為の対応によっては、反ダンピングで世界貿易機関(WTO)に提訴する可能性もある。


EUの批判に対して華為は「(不当な安価という指摘は)事実ではない」などと主張。さらに「華為は一貫して自由貿易の支持者だ」ともコメントしている。

 
携帯電話基地局などの通信会社向け機器は欧州企業が世界シェアで上位を占めてきた分野だ。華為が受注を急速に伸ばすなか、欧州企業の業績は悪化。フランスのアルカテル・ルーセントは昨年4~6月期から2期連続で最終赤字に転落し、約5000人の人員削減を決めた。フィンランドのノキア・シーメンス・ネットワークスも、12年通期の純利益が前期比で9%減となった。

 
EUが華為に神経をとがらせている背景には、業績不振に陥った欧州企業の雇用削減の影響もあるとみられる。


◆「安全保障上の脅威」


華為による海外市場の開拓には米国やインド、豪州なども懸念を強めている。


ダンピングを警戒するEUとは違い、米国は華為を「安全保障上の脅威」と捉えている。同社の創業者が中国人民解放軍の出身者であるためだ。12年10月には米下院情報特別委員会が、米政府や米国企業の取引から華為を排除する勧告を出した。12年3月には豪政府が、高速通信網の構築事業から華為の参加を排除したことが明らかになっている。

 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------

わかりやすく言えば、こういう話しです。
スマートフォンが当たり前になった今、この会社名は、今後も出てきますので、スマートフォンを利用している方は、通信電波の管理は、この会社達がやっているんだな、というように、知っておいてもらえれば、というお話しでした。