先日は、急遽、採用が取り消される現実があることをお話ししました。
本日はその真逆で、いきなり採用になる!というお話しです。
いきなり採用になる!というのは、いったいどういう現象でしょう。
これは書類選考だけで採用になる!というケースです。
つまり、企業面談がない、ということです。
IT業界においては極めて稀なケースです。
しかも、
本日、
「こういうスキルを持った人、誰かおりませんか?」
と言われて、
〝おります!!〝と回答してスタッフさんのスキルシートを提案した後に、
しばらくして、採用になりました、明日から来てください、という展開です。
ええっ!
さ、採用ですか!??
しかも明日からですか??
でも、詳しい作業内容や、詳細な条件など聞いておりませんが。。
という、リアクションになってしまいます。
しかし嬉しいんですけど、大丈夫なのかな??という不安。
でもこんなことは、ITバブルが弾ける以前の出来事の話しくらいで、ここでやらないと、せっかくのチャンスを逃すことになります。
ですからこいういう時は、最低限の確認だけして決断をします。
最低限の確認というのは、以下のような内容になります。
大雑把ではありますが、どのような作業内容なのか、という概要はわかっているので、
勤務時間、月の平均稼働・残業時間数、休日出勤、夜勤があるかないか、シフト制ではないかなど。。
しかしそれ以上に大事なことは、綺麗事抜かして何よりもお金です!
交通費は出るのか?、残業代はどういう扱いか、など。
なぜならば、こういうケースの場合、正確な条件が後出しになることがあります。
そこで、聞いた・聞いてない、言った・言わない、となると、トラブルの原因となります。
その点だけ、しっかり営業担当者に確認するようにしてください。
というのも、こういう急ぎのパターンの場合、
営業担当者も、派遣先のお客様との取引条件の詰めが出来ていなかったりするからです。
もちろん、このようなことではいけないんですが、実務上はこんなもんです。
ですから、自分の中での最低ラインを見積もっておいて、手当が出ればラッキーくらいに構えておくことで、過度の期待をしないことです。
誤解してほしくないのは、妥協して泣き寝入りしてください、と言っているわけではありません。
あくまでも最低限、この条件であればお仕事しても構わない、というラインを持っておく、ということです。
つまり、そのラインより下回るならば、出来ません、とハッキリ言ってください。
それがお互いのためです。
言ってしまって、後で出来ない、となってしまうと大変ですからね。。
ある程度の見積もりラインであれば、なんとかスタッフさんの採用を決めたいと思っているため、多少の条件ならば、営業担当者は飲む覚悟をしております。
辞退されてしまうよりは、入ってもらいたいのが本音ですからね。