本資料の利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上、ご利用ください。
(2009年9月11日号/目次)
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●【本日のニュース】/
マレーシア系カジノ大手ゲンティン、増資で1056億円調達
●【ニュースの深層】/リスクマネーが膨張しようとしている
● 米NY市場、年初来高値更新を日本株も追いかける!
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●【本日のニュース】/
マレーシア系カジノ大手ゲンティン、増資で1056億円調達
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マレーシア系のカジノ大手、ゲンティン・シンガポールは9日、増資で16億3000万シンガポールドル(1056億円)を調達すると発表した。調達した資金のうち、6割は娯楽、カジノ、ホテルなど中核事業の将来の拡大資金とし、4割は運転資本にあてる。
(2009/09/10付日経速報ニュースより一部抜粋)
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【ニュースの深層】リスクマネーが膨張しようとしている
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
経済アナリスト、木下晃伸です。
■昨年5月に訪問取材したマレーシア系カジノ大手ゲンティン。カジノ昨今の世界同時不況によって壊滅的ダメージを受けていましたが、ここにきて復調の兆しが見えてきています。
実際、カジノでラスベガスを超えたマカオのカジノ収入が急増しています。2日付マカオ日報によると、8月は112億マカオパタカ(約1,300億円)に達し、単月での過去最高を記録しているのです。
これをチャンスと見ている金融関係者は多いのです。それが今回のゲンティン増資成功の背景にあると考えるべきでしょう。
■今回の増資に参加する金融機関の一覧を見ると、増資はDBS銀行、CIMB銀行シンガポール支店が共同主幹事で、DBS銀行、CIMB―GK証券、JPモルガン(東南アジア)、ABNアムロ銀行シンガポール支店、CLSAマーチャント・バンカーズ、ドイツ銀行シンガポール支店、香港上海銀行シンガポール支店、UBSの8金融機関。
ほんの少し前まで青息吐息であった金融機関の名前が並んでいることに違和感を感じる読者の方も多いことでしょう。
これも金融という業界がいかに儲けるチャンスを虎視眈々と狙っているかを表していると思います。
■この1年、ウォール街は死んだとか、金融資本主義の崩壊とか色々な声が聞こえてきました。
しかし、金融の歴史を紐解けば、これまで何度も金融業界は崩壊の憂き目にあいながらも逞しく復活していることがハッキリしています。
公的資金を投入された金融機関に対して感情的な気持ちを持つことも分からないではありません。しかし、それは、投資家にとっては役立つ感情とは言えない。
投資家は冷静に、公的資金という後ろ盾がある中で、積極的な融資姿勢に転換している金融機関の復活は、リスクマネーを膨張させる大きな要因になると考えたいところです。
もちろん、リスクマネーの膨張は、株高を引き起こす可能性が高い。それは、日本株も含めてのことになると考えています。
(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
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米NY市場、年初来高値更新を日本株も追いかける!
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「木下晃伸をファンドマネジャーに雇いませんか?」とは?
【2009/9/11:本日のレポート内容】
●「米NYダウ、年初来高値を更新」
※株式投資は勉強すれば勝てるというほど生易しいものではありません。米国をはじめとした世界中の経済状況に加え、各国企業の業績、ビジネス環境に対しても分析の幅を広げておかなければなりません。さらに株価変動にまで注意を払っていかなければならないのです。
でも、瞬時にと言ってもそれは無理な相談です。それ以前から周到な準備をしておくからこそ、事実がハッキリしたとき行動に移せるのです。
人生はすべて自己責任です。そのため、私は徹底的に自分の足で情報を取得し、自分で仮説を構築してきました。これは、運用業務に従事したこの10年、変わらず行なってきたことです。
3月中旬に【株高の予感】を【緊急特別リポート】の形でお送りさせていただくことができたのも、こうした分析を積み重ねて来たからです。
当レポート「木下晃伸をファンドマネジャーに雇いませんか?(ゴールドリポート)」では、実際の運用現場で喧々諤々で議論する事柄を、プレゼンテーション形式でお伝えしています。
平日毎朝届くこのリポートを聞き流すだけで、プロの視点から見た経済情勢に加え、投資対象発掘に至るまでプロと同様、自分の視点で行動できるようになることでしょう。
もちろん、私の仮説を余すことなくお伝えしています。さらに具体的な投資対象、投資タイミングにまで落とし込んだ形でご案内している当リポート「木下晃伸をファンドマネジャーに雇いませんか?」(ゴールドリポート)をこの機会にぜひお聞きいただき、荒っぽく私たちを出迎える株式市場に打ち勝っていきたいと思っています!
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なりました!
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●日本株ADR10日、全面高
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私、木下晃伸は、「木下晃伸の本日のニュース深読み」として平日毎日記事を寄稿しています。こちらもぜひご覧下さい!
●本日のコラム/日本株は、米NYダウ上昇を追いかける展開に
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「巨大バブルがやって来る!」おかげさまで重版決定!
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■セミナー、パブリシティ情報
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●木下へのセミナー講師依頼、パブリシティ取材依頼は、以下よりお気軽にどうぞ
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analyst_mail1@yahoo.co.jp
※ 過去のパブリシティ実績一覧はこちらから
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発行人情報ならびに注意事項
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◇発行人
木下晃伸(きのしたてるのぶ)
(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社きのしたてるのぶ事務所
(C)2008-2009byTerunobuKinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED.
All Rights Reserved.
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重要事項(ディスクレーマー)
●掲載される情報は株式会社きのしたてるのぶ事務所(以下当社)ならびに証券アナリスト木下晃伸が信頼できると判断した情報源をもとに作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、当社保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
●本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。
●本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権は当社ならびに木下晃伸に帰属し、事前に書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。
●本資料により提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
●本資料に掲載される株式、投資信託、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
●本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、当社ならびに木下晃伸は、理由の如何を問わず、責任を負いません。
●当社および関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
●投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
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(2009年9月11日号/目次)
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マレーシア系カジノ大手ゲンティン、増資で1056億円調達
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マレーシア系のカジノ大手、ゲンティン・シンガポールは9日、増資で16億3000万シンガポールドル(1056億円)を調達すると発表した。調達した資金のうち、6割は娯楽、カジノ、ホテルなど中核事業の将来の拡大資金とし、4割は運転資本にあてる。
(2009/09/10付日経速報ニュースより一部抜粋)
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【ニュースの深層】リスクマネーが膨張しようとしている
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経済アナリスト、木下晃伸です。
■昨年5月に訪問取材したマレーシア系カジノ大手ゲンティン。カジノ昨今の世界同時不況によって壊滅的ダメージを受けていましたが、ここにきて復調の兆しが見えてきています。
実際、カジノでラスベガスを超えたマカオのカジノ収入が急増しています。2日付マカオ日報によると、8月は112億マカオパタカ(約1,300億円)に達し、単月での過去最高を記録しているのです。
これをチャンスと見ている金融関係者は多いのです。それが今回のゲンティン増資成功の背景にあると考えるべきでしょう。
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ほんの少し前まで青息吐息であった金融機関の名前が並んでいることに違和感を感じる読者の方も多いことでしょう。
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■この1年、ウォール街は死んだとか、金融資本主義の崩壊とか色々な声が聞こえてきました。
しかし、金融の歴史を紐解けば、これまで何度も金融業界は崩壊の憂き目にあいながらも逞しく復活していることがハッキリしています。
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投資家は冷静に、公的資金という後ろ盾がある中で、積極的な融資姿勢に転換している金融機関の復活は、リスクマネーを膨張させる大きな要因になると考えたいところです。
もちろん、リスクマネーの膨張は、株高を引き起こす可能性が高い。それは、日本株も含めてのことになると考えています。
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でも、瞬時にと言ってもそれは無理な相談です。それ以前から周到な準備をしておくからこそ、事実がハッキリしたとき行動に移せるのです。
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●日本株ADR10日、全面高
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発行人情報ならびに注意事項
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木下晃伸(きのしたてるのぶ)
(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社きのしたてるのぶ事務所
(C)2008-2009byTerunobuKinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED.
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●本資料は、本資料により投資された資金がその価値を維持または増大することを保証するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、当社ならびに木下晃伸は、理由の如何を問わず、責任を負いません。
●当社および関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。
●投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください。
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