こんなニュースがありました。


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●生命保険、45%が「他社と比べず加入」

 生命保険加入者の45%は他の生命保険と比較検討せずに入った――。世界86カ国・地域の生命保険や金融サービスの営業職員ら約3万9000人が加盟する「Million Dollar Round Table(MDRT)」の日本支部はこんな調査結果をまとめた。特に20代ではその割合が5割に達した。同支部は「肉親や保険会社などの勧める商品をそのまま受け入れる人が多いのでは」と見ている。
 生命保険に加入している人の割合は84%で、男性は87%、女性は82%だった。

(出所)09年2月2日付日経速報ニュースより一部抜粋
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実際、私も、信頼する顧問税理士の先生から紹介を受けて、保険に加入しています。もちろん、他の生命保険と比較検討なんてしていません。


と、そんなとき、こんな本を読みました。


経済アナリスト/木下晃伸オフィシャルブログ『テルノブログ』powered by アメブロ-TKCモデルの研究

禅資本主義のかたち TKCモデルの研究


ここには、どうして生命保険を比較検討することなく、私が税理士の先生に勧められるまま、先生の紹介する保険に入ってしまうのか、カラクリが書いてあります。


結論から言えば、アナログってすごく重要だな、ということ。


信頼する人から紹介されれば、紹介された人はほぼ無条件で信用されてしまいます。それを仕組みにまで持っていったTKCモデルは実に興味深い。


もちろん、似たような仕組みとしては、ネットの世界でもアフィリエイトが流行っていますが、あれは結局のところ“広告”の一形態。


その意味で、この本、自分が関わるビジネスをより高次元に高めたいと考えている人にとって、大変有益だな、と思います。