現地は現在午前1時半。日本はもうすぐ夜明けですね。






夕方までベトナム、ホーチミンを視察していました。昨日、開発が進むホーチミン南、ナムサイゴンを視察したのはお伝えした通りです。






でも、開発が進んでいるのは、なにも新規開発場所だけではないんです。






ホーチミン市内では少ない高層ビル建設


※建造中の高層ビル



完成予想図

※完成予想図はこんな感じに






また、僕の持論は「靴底を減らした取材は嘘をつかない」。せっかくのチャンス、フィールド調査を行いました。






ガソリンスタンドでガソリン価格の状況を調べてみたり、消費が勃興する中で、どんな消費がはやっているのか、時間をかけてみてきました。中でも、ベトナムの個人投資家とのディスカッションは、多くの気づきをもらいました。







証券会社内


※最大手サイゴン証券本社。日本で言えば野村證券というところでしょうか。






現在、ベトナムの株式市場の代表的インデックス、VNインデックスはピークに比べると強烈な下落となっています。(http://www.bloomberg.com/apps/quote?T=jpquote.wm&ticker=VNINDEX:IND )ピークの頃は押すな押すなの大盛況だったとか。






もちろん、下がっているからチャンスがある可能性がある、と考えて訪問しているわけですが、実際に現地の投資家にも何人か話を聞いてみました。







ベトナムの個人投資家

※2007年2月から株取引を始めたという、キンナムさん。エネルギー関連企業に注目しているそうです。






多くの投資家が口にするのが「政府方針」がコロコロ変わってしまう、という点。






ベトナムでは、株式市場、不動産市場の高騰を避けるため、ベトナム版総量規制を行ったり、値幅制限をコロコロ変えたり、と政府が悪戦苦闘しているのです。






社会主義国家ならではのリスク、とも言えるでしょう。






でも、私たちがイメージする社会主義国家とは無縁にすごすことができたのは、私が社外取締役を務める株式会社アジアンバリュー(http://asian-value.com/ )の現地スタッフのお陰。







アジアンバリュー現地スタッフ

※日本語通訳を務めてくれた真ん中の女性フーンさんは、文化人間大学(日本で言えば東京大学)の才女です。また、右側の瀧野くんは、写真撮影から現地アテンドまで幅広くこなしてくれました。本当にありがとう。






そして、そのまま、タイ、バンコクへ。






二輪車ばかりだったベトナムから一転、スワナプーム空港からバンコク市街地まで、「ここは日本か?」と見間違えてしまうほどの景色が広がっていました。






ハイウェイを降りるとそこは、大都会。







タイの街並み

※夜の写真はハッキリしないので、あまり伝わらないかもしれません・・・






夜は、タイ・ビジネスウィークのボス(日本人です)とミーティングをかねて食事をしていたら、話が盛り上がってしまいこんな時間に。






タイの現状から世界のビジネス動向まで、幅広いお話をさせていただきました。現地を世界から眺めるビジネスマンとのミーティングは、いつも楽しく時間を忘れてしまいます。


例によって明日は上場企業の訪問と、現地大手証券会社の幹部とのミーティング。






ベトナム・タイ訪問も、明日で最後。密度の濃い時間を過ごしたいと思います。