今日は、業種業態はまったく違えど、グローバルカンパニーとして世界を相手に戦う企業を取材してきました。
午前中は、キリンホールディングス(2503)。
酒類事業で利益の7割を占めながらも、利益の2割を海外で稼ぐグローバルカンパニーなのが、キリンです。
80年代後半に、アサヒビールのスーパードライが登場後、キリンの牙城は侵食されてしましました。そうした環境の中、トップマネジメントの功績により、逆境をばねに成長を遂げてきた会社です。
※1時間半にわたり、ディスカッションを行ったプレスルームです。
※こちらに馴染みがある方も多いかもしれません。
午後は、リコー(7752)にお邪魔いたしました。
オフィス向け複写機が好調なものの、リコー固有の問題により北米の収益が悪化、企業価値と株価の乖離が生じたと考え、訪問いたしました。
前回、このブログでブラザー工業(6448)をご紹介いたしましたが、私は会社を調べるときは、1社のみならず、業界全体を調べるように心がけています。
たとえば、キリンを今日訪問いたしましたが、来週にはアサヒビール(2502)を訪問いたします。
1社だけでは見えないことも、業界をひととおり1社1社分析していくことで、見えてくることがあります。また、業界に捉われることなく、他業態も興味をもって取材していると、ひょんなことからつながってくることもよくあります。
ただ、取材をするとその場その場で頭をフル回転させるので、おなかがすいてしまいます。今日は、お弁当を2つも食べてしまいました。