何もないけれどすべてある | 輝之の投資道 ~初心者編~

輝之の投資道 ~初心者編~

「お金」と「心」そして「自然」との関係を徹底的に追求することによって「やりたいことをやり続ける人生」を送ることができる、そんな真の投資家になる方法を研究しています。

「いい手をしている」

15年前、大工をやっていた私のごつごつした手を見て
そう言って下さいました。


須賀野チイさん。


現役最高齢の女性彫刻家でした。

102歳で亡くなっていたことを知りました。
今年の1月でした。

ちょっと気になって、昨年ギャラリーに電話した時には
お元気でいらっしゃるとのこと。

安心していたのですが。

100歳になる直前まで創作活動を行なっていらっしゃいました。


巨(おお)きい人でした。

$輝之の投資道  ~上級者編~-須賀野チイさん 写真集

愛と祈りのかたち
須賀野チイ作品集


$輝之の投資道  ~上級者編~-須賀野チイさん サイン

見返しのサイン


改めて写真集を見直しました。

見返しにサインを頂いたことすら忘れていました。


彼女が作った『飛翔』という作品が好きで
私も真似をして同じ物を作ったことがあります。

私の唯一の、彫刻作品になりました。



「ある一つの世界

 何もないけれどすべてある」



その言葉の意味がやっとわかりかけてきました。


無性に鑿と彫刻刀を持ちたくなりました。


まだまだやり残していることがあるということに
改めて気づかせていただきました。