Alohaハイビスカス 日本一 フラ フラ 踊る 薬膳師 Pumehana です。


マラソンと薬膳についての第2段です。


皆さんは、カーボローディングという言葉をご存知ですか?

マラソンランナーなら、ほとんどの方がご存知で、実際にほとんどの方が行われている調整方法です。

・カーボとはカーボロイドの略、つまり炭水化物のこと。
・持久力系スポーツにおいて効果的なグリコーゲン貯蔵法。
・最大3倍のグリコーゲン(糖質)を貯蓄できる。
・レース当日に合わせて1週間前より調整する。

グリコーゲンは骨や筋肉を力に変えます。
マラソンは、30キロからと言われたりしますが、スタミナ切れで失速なんてことにならないように体内のグリコーゲンを使いきる前にゴールするのが、理想です。もちろん、けいれんなどが起こらないことも。

やり方としては、以前は『高タンパク食をとりながらトレーニングを積み重ね、レース前の1週間は高炭水化物食に変える』というやり方が浸透していました。

でも、今はレースの1週間前に体内のグリコーゲンを使いきるトレーニング(マラソン練習なら長距離走、走り込み)をして、
6日前から4日前は普通の食事をしながら軽く運動をする。
3日前からは、運動量を減らして高糖質食中心の食事に変える。

前者を古典式カーボローディング

後者を新式カーボローディング と称されます。

高糖質食とは、炭水化物(精米、玄米、粥、餅、うどん、そば、そうめん、パスタ)を中心に糖質となる芋、豆などの食事です。

薬膳的には、炭水化物や芋、豆類は、補気する・健脾する食材です。
気は生命活動や生理機能の基本的なエネルギーで、絶えず動いています。
気が足りなくなると、元気がない、疲れやすい、息切れ、倦怠感などの不調が、
その気を補うのが“補気”
そして、“健脾”は食べ物を消化吸収しエネルギーに変えて体中に運ぶ脾を元気にすることです。
脾が弱ると、せっかく食べたものの効果・効能が全く機能しないということになりかねません!!

こう考えると、まさにスポーツ医学と薬膳の考え方が、バッチリ合っているという事ですよねウインク


補気、健脾の食材での薬膳粥が今回のカーボローディングに役に立ちました。

さつまいもと山芋の芋粥、はとむぎと小豆のお粥、雑穀米と黒豆の粥
そして、はとむぎとじゃがいものスープも!お粥やスープは消化吸収しやすいので胃に負担をかけません。

朝食はお餅を食べました。腹持ちがよく何より私の大好物ラブラブ
レース当日の朝ももちろんお餅です。餅










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