10月3日は治験のため

県外の大学病院への通院日でした



ここ最近

みぞおちや脇腹あたりの痛み

背中の痛みが気になっており、

さらに

おそらくオラパリブの

副作用である貧血も進んでいるらしく

ふらつきに悩まされている


病院に行きたくないなぁ

最近ずっとそう思っていた


でも、行かないという

選択肢はなく病院に到着


思いの外、採血も順調にできた


仕事の連絡に追われていた

旦那さんも合流し

主治医の診察


変わった事はありませんか?

体調はどうですか?


「変わりありません。元気です」

そう答えた

痛みについては言わなかった

言いたくなかった


血液検査の結果は概ね良好


ヘモグロビンの数値を除けば、、、


やはり、貧血が進んでいた


選択肢は二つ

休薬か減薬


主治医と治験担当者の意見は

休薬


減薬すると、せっかく効いている

薬の効果が低くなる

それに、減薬してしまうと

もう増やす事ができない


・・・そう言われてしまうと

休薬を選択するしかない

でも、休薬中にがんが広がったら?

転移してしまったら?

それは聞けなかった


次回は造影CT


病院を出たのはもう夕方

きょうもお昼ご飯食べる暇もない


帰り道、娘の用事でイオンを少し歩いた


たったそれだけ

たったそれだけなのに


足が上がらない

歩けない

数十メートルで息切れ


旦那さんに気づかれないように

できるだけ元気なふりして

少し離れて歩く

それでも辛くなったら

トイレに行ってくるから

先に行ってて〜って

離れて少し休憩した




帰りの車の中で

日が暮れ始めた窓の外を眺めながら

涙が出た

旦那さんにはわからないように

ずっと窓の外を見つめていた

その後、横を向いて寝たふりをした

声を出さず

ばれないように泣く事が上手くなった



なのに結局

家に帰ってお風呂に入り

ドライアーをかけながら泣いていたら

ばれてしまった


旦那さんが


「〇〇は幸せすぎると泣くよね


嬉しいことや楽しいこと

幸せなことがあった後

必ず不幸せを探すんだね

できない事を探して泣くんだね

どうしてプラマイゼロにしたいんだろうね」


と、言った


ちがうよ


そうじゃない


とは


言えなかった



ぐちゃぐちゃな気持ちになる

どうしてこんなことになったんだろうって

答えのない事で頭の中がいっぱいになる


自分のいない世界を想像して

怖くなって

不安がムクムク大きくなって

大声で叫びだしたくなる


心を許して

なんでも話せる友人のいないわたしは

人格が欠落しているんだ

なにかが足りていないわたし


だから、こんなに

寂しくて

だから、こんな病気になったんだろうか


誰にも言いたくない

旦那さんにも

もちろん娘にも




今もまだネガティヴの闇の中