初めての抗がん剤治療だったので、今回は1週間の入院です。
食欲は落ちましたが、特に目立つ副作用もなくて、経過は順調でした。
1週間の入院中、2日間泣いてしまった日がありました。初めての抗がん剤治療の翌日の夜。突然不安になり、彼とラインの途中から涙が出て仕方なくなりました。様子がおかしいと思ったのか、彼が電話をくれ、なんとか落ち着くことができました。
13日の日曜日は、朝から悲しくて仕方なかった。
娘たちのことが、心配でかわいそうで涙がとまらなくなった。
癌の宣告を受けてから初めて大声で泣いた。
シャワー室の壁を叩きながら大声で泣いた。
それでも、泣き止めなくて病室に帰ってからも、ずっと泣き続けた。
頭が痛くなって、血圧が上がりすぎて、気持ち悪くなって3回も嘔吐した。
彼からのラインもうまく返せなくて、頭が痛いこと、嘔吐したこと、壁を叩きすぎて手が痛いこと、、、少しずつ話をした
彼から返信がきた。
『どんなにオレに怒りや悲しみ、辛さをぶつけてもいい。でも自分で自分を傷つける事だけは絶対許さない。
頼むからもう2度としないでください。
物に当たったり身体を傷つける方が、オレと話したり一緒にいるより楽になるのかと思うと悲しくなるから。』
彼は優しい
優しすぎて、悲しくなる
私はこの人を置いていなくなる。
こんなに優しい人に私はなにもしてあげられない