ライブとかその他のイベント事を、グンちゃんのに限らず今まで棄権したことがなかった。

そんなの当ったり前じゃん!もったいない

と、私自身もずっと思ってきたのだけれど。

何に負けたといって、50肩の痛みに、なんである。

50肩、慢性痛と思って正直ナメてました。

しかし、急性50肩の痛みは夜中に泣けるほどつらい。


そもそも2月の半ば頃から既に

ストレッチポールの上に寝て両腕を広げると

何か引っかかりがあるなと感じていたのだ。

が、首肩凝りは慢性化していて

巻き肩を改善するためのストレッチポールだったから

大して気に留めていなかった。

だんだん痛みも出てきている気もしたが

ついに来たか、50肩えー程度に軽く考え

2月29日、大阪2日目当日の昼

新横浜から新大阪行きの新幹線に乗り込んだのである。


目的地が近づくにつれ、車窓に雨粒の跡が増える。

これもいつものことだからさほど気にせず

16時前に ホテルザグランデ心斎橋 にチェックイン。


すぐに近くの たこ焼きあま福 へ。


とりあえずたこ焼き8個にしたけど

18:30の開演まで時間もまだまだあるし

名物・酢たことホルモン焼きハーフを追加。

ビールかハイボールといきたいところだけれど

会場のトイレ問題を考えて水のみで泣


いよいよ本降りになってきた雨の中

長堀橋駅から一駅半てくてくと歩いてオリックス劇場へ。

向かいに公園がある劇場は思った以上にコンパクトで

ああ、ここなんだと。



中央ブロックの9列目(実質7列目)からは

表情までモニター抜きでよく見えた。

スタートはローズピンクのスーツ、後ろ向きのシルエットから。

グンちゃんは前日も口にしていたとおり

声帯結節後の声の出方をかなり気にして慎重に歌っている印象だったが

声自体は以前のままだったように思う。


事前にファンクラブでアンケートを取ったリクエスト曲に

韓国語バージョンの曲が多かったと言って

日本語を話す声より韓国語で話している声が好きなんでしょ?

低いから?これから日本語の時も低い声を意識するよ、と

ありがとうございますー!とわざとらしく低い声で言ってみたり

こういう声だとNHKのニュースを読む人とか

時代劇の人みたいだねーと

何度も繰り返してみては、自分の声に笑っていた。


私が心配したのは

やはり母語で歌っているのではないせいで

声帯が変に緊張してポリープができたのではないかということ。

それなら韓国語で歌ってくれて全然かまわないんだけど…

私も韓国語を話す声の方がより好きだから。

今回アルバム発売からライブまで2週間だったせいか

予習が不十分で、最新の曲は全く一緒に歌えなくて

後悔した。

CHIMIROの曲はなんちゃってでも韓国語でほぼ歌えたのに、だ。

私がアンケートに書いたのは

たぶん、花火とBeautiful、だったと思う。

書かなかったけれど Goes on が聴けてとてもうれしかった。


黄色いニットジャケット(パンツは白)に着替えたグンちゃんは

ステージの、朝礼台(例えがww)みたいに数段高くなっている所に腰かけて足をブラブラさせながら歌っている。

そんな不安定な姿勢でもちゃんと声が出るんだから

大丈夫。

最初は分け目のなかった前髪に少し分け目が入っていい感じ。


アンコールではグッズのスウェットの胸に(マスコットの)うさぎ、

デニムの腰にもうさぎ。

昨日もこれ年齢的に変じゃない?とスタイリストさんに言ったけど

かわいいじゃないですか〜と却下されたそうで

昨日は「一人」だったけど今日は「二人」。と言ってました。

うさぎはね、2羽って数えるんだよ、グンちゃん。

まあ、ぼくが卯年生まれだからでしょって

自分の干支はちゃんと意識してるんだ。


グンちゃんは、うなぎは異常に熱い!と感謝してくれてたけど

私自身は良いお席をいただいた割に熱量いまいちだったかもしれない。

理由はわからない。

一部曲に不慣れだったせいか?

セトリがわかったから、東京公演で確かめたかった。が、

その夜中、肩の痛みに目を覚まし

50肩に特化した整体院を検索する羽目になるのだった。

つづく(けど、もうグンちゃんは出てきません泣)