江東区三好(最寄り駅は清澄白河)にある東京都現代美術館は

建物そのものも美しい、何度でも訪れたい美術館だ。

階段を降りてくる人さえ、一幅の絵画の一部にしてしまうような。

私はオラファー・エリアソン展以来、二度目の訪問である。




土曜の正午過ぎに着いたからか

当日券を求める列ができている。

企画展だけでなく館内すべて見られるチケットを購入して

先にランチを済ませることにした。






その場で検索したら美味しそうなベトナム料理店が見つかったので。

diner vang

ここも並んでいる人はいたものの、10分待たずに空いた。

味もちゃんとしていたが、若いベトナム人の男女3、4人で

一人何役かこなしながらちゃんとお店を回していて

すごいなと思った。

久しぶりのハス茶もうれしかった。


店の前の通りでは、案山子展みたいなのをやっていて

ドラマ「Vivant」のドラム案山子が金賞だったのでパチリ。



さて、美術館に戻ると更に人は増えていて

薄暗い静かな空間に、ごった返しているというに近い。

私は観るのが速い方だと思う。

理由は、解説をほとんど読まないから。

もちろん絵の内容を知りたければ読むこともあるが

(描かれている人物と作者はどういう関係か、とか)

人の肩越しにサラサラと観て回るのが性に合っている。

今回の展示は、iPadを使って描かれた絵は

一部変化するモニターで展示してあったり

四季の風景画はU字型の壁になっていて

ぐるりと回りながら見られるようになっていたり

展示の仕方自体もおもしろかった。


グッズも充実していたけれど

絵本っぽい図録がかわいかったのでそちらを買ってしまった。

常設ショップでもキーホルダーを。

自転車のカギにつけたかったのに

すぐに割れてしまいそうでもったいなくてしまいこんでしまった。

もう買った物を取っておく歳ではないからやめようと思っていた矢先(笑)。