あのノエって奴 野放しにしておくのも何か危ない気もする 魔力だけは強いみたいだし ちょっと脅してから食い物で釣っておくかなw

 

「なぁノエ   お前はこの世界を滅ぼすのが目的らしいが  なぜ滅ぼしたいんだ?」

 

 

「そんなものは決まっておるじゃろ  魔王様の威厳を全ての世界に知らしめる為じゃ」

 

「ふーん…結構下らない理由なんだな」

「なんじゃと!」

 

「そうだ  どんな手で滅ぼすんだ?」 

「詠唱によって我の気を最大に高め 一気に放出するのじゃ イチコロじゃぞ」 

 

「詠唱って時間かかるんだろ?」

「5分もあれば十分じゃ」

 

「じゃあ詠唱中にグランツ一発撃てば  阻止出来るんだな?」

「グランツは痛いのじゃ 当たると硬直するので 詠唱は止まっちゃうのじゃが お主とていつも我を見張る訳にもいかんじゃろ?」 

 

「聞いた事には何でも答える  お前素直でいい奴だなw  心配するな 

私以外にも光の戦士は数千人いるからな」 

 

「なんじゃと!それは真か!?」 

「あぁ  なんならここに100人程呼ぼうか?   グランツ100連発 気持ちいいぞ~」 

「いっいや  それは…」 

 

「なぁ 滅ぼすのは後にして   この世界を少し楽しんでみないか?」

「フッ こんな世界に何の楽しみがあると言うのじゃ」         

 

「お前が今まで食べた事もないような   美味い物で溢れてるんだぞ」

「何!それは真か?」

 

「あぁ本当だとも   凄く料理の上手い人物を紹介出来るぞ   でもまぁ滅ぼすんなら

どうでもいいかw」 

 

「ウグッ じゃじゃあその上手い料理人とやらを我に紹介するのじゃ 美味かどうか

我が判断してやる  滅ぼすのはそれからでも遅くはないのじゃ!」

 

「 ww  そうか  分かった分かった」
 

フッw チョロイもんだな  後はミナちゃんに任せよう  スーに護衛してもらえば

間違いないしな  

 

レイさんからノエって女の子に美味しい食べ物と行儀を教えてくれって頼まれたんだけど  食べ物はともかく 行儀はなぁ…

 

「ノエちゃんでいいのかな?」

「お主に我をちゃん付けで呼ぶ資格はないのじゃ ノエ様と呼ぶのじゃ」

 

「様って感じじゃないから  チャマでいいよね」

「チャマ!?… まぁよいじゃろう」

 

「ノエチャマは どんな食べ物が好きなの?」

「そうじゃな  ヘルバットの丸焼きとか 紫ガマの目ん玉とか ケルベロスのタンとか好きじゃぞ」

 

「どんな味なんだろう?f(^_^;)」

「どれも美味じゃぞ  あとケンタウロスのチン○ンも珍味じゃな」

 

「想像も出来ない(-_-;) とりあえず幾つか作るので  食べてみてね」 

そう言うと  ミナは 台所へ行った

 

「ね~ノエチャマ~」

「ヒャッ! お主どこから現れたのじゃ!」  ノエには スーが突然現れたかに見えた

「え~ ずっとここにいたよ~」

 

「全く気配がしなかったのじゃ おぬしは何者じゃ?」

「私はスー ミナっちの友達だよ~」

 

「友達?  友達とは何じゃ?」

「え~ 友達は友達だよ~」

 

「スーちんとノエチャマ  楽しそうだなぁw」 

 

ササッと手早く料理を完成させたミナ テーブルに並べると 

「お待たせ! ハイどうぞ」

 

「…どれも不味そうじゃのう」

「絶対に美味しいから食べてみて」

 

「ならばこれから」

「あっちょっと待って 食べる前にこうやって手を合わせて 頂きますって言うんだよ」

 

「なんじゃそれは  イチイチそんな面倒な事はしないのじゃ!」

「この世界の礼儀だから  やらないと食べちゃ駄目だよ」

 

「そうか礼儀か 魔界でも礼儀は大事じゃからな 仕方あるまい 頂きますなのじゃ」

「ハイ 召し上がれ」(^_^)