登場人物  

   テル  魔王

 

 ミナ  スー

 

 レイ

 

(こんな愛情と慈悲に溢れた思考は見た事がない  属性は闇だけど 神に近いんじゃないだろうか  うん?でもこれは…うあっ 食べ物とヤらしい事もいっぱいだ これは話が合いそうだなw)  

 

「よし!じゃあ行こう まお  あぁそうだ 人前で魔王魔王って呼ぶのは都合悪い 他に名前はないのかい?」  

「う~んあるにはあるんだけど 名前で呼ばれるのはちょっとマズイのよ」  

「そうか じゃあ…マオしー マオしーって呼ぶよ」

 

「ならあたしはチェルしーって呼べばいいかしら」  

「そんな名前のキャンディーなかったかな? まぁいいや  取り敢えず甘い物でも

食べに行こうぜ~」 

 

「え? 余り物?」     「いや アマイモノだ」  

 

「じゃあミナんちゅとスイッチョンまた後でね そうそうノエがねぇ ミナんちゅが作ったグラサンとバンクーバーが美味しかったって言って たのよぉ それも食べれるかしら」  

 

(グラタンとハンバーグの事だね)   「明日なら出来ますよ 明日は家に来て下さい」 

 

「本当に?楽しみだわぁ 何かお土産買って来るわね(o^-')b !」 

「ハイ 行ってらっしゃい  じゃあネェチャン気を付けてね」      

「気を付けて~行ってらっしゃ~い」     

 

「テル 分かってるな くれぐれも頼んだぞ」(ボソボソ)   

「レイ 分かってるな 報酬は頼んだぞ」(ボソボソ)

 

近くのカフェにやって来た テルと魔王

 「これはプリンアラモードって言って 美味しいんだよー(^q^)」 

「え?不倫穴問答?」    

 「いや プリンアラモードだ」   

 

「プリンだけでも美味しいのに 回りのフルーツとクリームのハーモニーが素晴らしいんだ」

「あら本当 これは美味しいわね   何かの白子で出来てるのかしら」 

「イヤイヤ 卵とかそんなもんだ その辺はミナにでも聞いてくれ」   

 

「あなたとミナんちゅって姉妹なのかしら?」 

「うんそうだよ 血は繋がってないけどね ミナがまだ小さい頃

私が面倒見る事に決めたんだ」 

「あらそうだったの でもどうして? あなただってまだ子供だったんじゃないの?」 

 

「なんだろうな 同じ施設にいたんだけど 初めてミナの顔を見た時 

凄くカワイイって思ったんだ 出来れば笑顔を見たい  守りたいって思ったからかな」  

「まぁ素晴らしいわね  だからあんなにいい子に育ったのね」

「色んな人に助けてもらったよ 一時期 世間から隠れなくちゃいけない時があって 

ずっと旅をしてたんだけど 一回雪山で遭難しかけた事があってね 

もう駄目かと思った時 たまたま通りかかった兄弟に助けられたんだ 

 

命拾いしたよ  そんな風にいざと言う時は誰かが助けてくれたんだ 

いつも何かに見守られてるって気がしてたよ  だから私もミナも 

困ってる人がいたら助けてやらなきゃって思ってるんだ」  

 

「そうね みんな助け合わないと生きては行けないのよ でもあなた

色々と苦労して来たのねぇ そうは見えなかったけど 見直したわぁ」 

「今はやりたいようにやってるからね  よくミナに叱られるんだよ(^▽^;)」  

 

「あのカワイイミナんちゅがあなたを叱るの? しっかりしてるわねぇ」

 

「私より 遥かにしっかりしてるね(^_^;)  よし プリンアラモードも食べたし 

そろそろ行こうか」 

「ちょっと待って ノエが美味しいって言ってたアイスも食べてみたいわ」  

 

「オッケー じゃあ食べて行こう  すいませーん アイスバー2個追加で よろしくー」   

「は〜い アイスバー2個になりますね~」  店員はすぐにアイスバーを持って来た  

 

「お~来た来た マオしー これは ね こうやって食べるんだぜ」 ジュボッ ジュボッ

 音をたてて口に出し入れした 

「あらまぁ そうなのぉ?」   魔王も同じようにジュボジュボやって見せた

 

「上手い上手い さすがマオしー(^▽^)」  

「でもこれって あの動きよねぇ」 

「そうそう 皆このアイスバーで練習するんだぜー」

「あらぁそれはまた大胆ねぇ いいじゃなぁい」

「ところでマオしー 魔界って あっちはどんな感じなん?」  

「あっちって こっちの事よねぇ?」 魔王は立ち上がると腰を前後に振ってみせた 

「そうそう 魔王ともなれば毎晩 大乱舞大会とかやってるイメージあるけど やってんの?」

「先代の中にはやってた魔王もいたようだけど あたしはやってないわよ」  

「なんだ やってないのか ちょっと残念だなー」

「そうね 憧れはあるわね(o^-')b !」 

「旦那っているの?」 

「もういないのよ」  

 

「そうだったのか それは寂しいね 悪い事聞いちゃったなぁ」  

「大丈夫よ もう随分前の事だから まぁ元々魔界の男は

女より寿命が短いからしょうがないのよ」  

「魔族は凄い長寿だって聞いたけど マオしーは今何歳なの?」 

「この間600を越えたところよ やぁねーもぅ」 

600!? だって見た目私と一緒なのに 何でそんなに不老で長寿なの?」

 

「魔力があるからよ 魔術で老いとか衰えを葬ってるのよ」  

「うわっ すっげぇな 私にもやってよそれ(*´∀`)」    

 

「残念だけど この術は自分自身にしか施せないのよ」  

「えー 残念…じゃあどうにかして私達が使えるようにならないかな」   

「魔力がないと無理よぉ それと連度が必要だから ちょっと難しいわよぉ」   

「魔力ってのは自然にたまるもんなの?」    

「自然だと時間かかるから魔石からチャージしてるのよ 

そうそう忘れてたわ これが魔石よ とても貴重な物だから

欠片しか持って来れなかったけど」  魔王は氷砂糖程の大きさの石を取り出して渡した

 

「どれどれーこれが魔石…あれ? これってテドラサイトじゃない?

テドラサイトならその辺に普通にあるよ」  

「なんですってえー!!! 本当に!?本当なの!?」  テルは胸ぐらを掴まれてグラグラ された 

「チョッ! 本当だってば 落ち着いてマオしー」  

「あ、あらごめんなさい あたしったら取り乱しちゃった 

でも魔界ではそれ位貴重な物なのよ」  

「じゃあこれから鉱石がいっぱいある洞窟に行ってみる?」  続く