登場人物  

  テル    魔王

  レイ    ミナ

  スー

 

そうこうしてる所にテルが来た 

 

「あっネェチャンも来たんだね?」

「おうミナ スーも一緒か 魔王とかって人の相手をしてくれって

 レイに頼まれたんだけど」

 

「テル こちらがその魔王様だ」
 

「あれ?どっかで見た顔だな」

「あら どこかで見た顔ねぇ」

 

「並べて見てもそっくりだな 双子にしか見えないw」

 

「あっ!そうか これ私の顔だ うあっ気持ちわる」

「あら そうかしら?あたしはあなたの顔好きよ」

 

「まぁまぁ テル ちょっとこっちに来てくれ 魔王様 すまないけど

少しテルと話があるので ミナちゃん達と雑談でもしてて下さい」

「あらそう 分かったわ」

 

「魔王様の髪型って  ノエちーと一緒なんですね(^_^)」 

 「そうなの あの子はなんでも私の真似したがるのよ 

この前もあたしが着てた服をねぇ  ああだこうだペラペラペラペラ

「テル 間違っても魔王を怒らせるんじゃないぞ 凄まじい魔力を持ってるからな」

「そうなのか?そう聞くと一戦交えてみたいなw」

 

「バカ言うな 下手したら山の1つ位は吹っ飛ぶぞ」

「おお~化け物だな あいつ」

 

「出来ればあの魔力を手に入れたい テルの能力で魔王の嗜好を調べてみてくれ 

機嫌よく秘密を吐露してもらう為に」 

「フムフム 奴の頭の中を覗けばいいのだな お主も悪よのぉ(´_ゝ`)」 

 

「フッ この世界の為だよ   特に不老長寿と完全回復魔法は 世界の法則をも

書き換える程の とんでもない力だ」

「ソウカソウカ って何言ってるのか良く分からん 

とにかく魔王の機嫌とればいいんだな?」   

 

「テル 未来はお前にかかってる くれぐれも頼んだぞ」

「おう任せとけ! グタグタ抜かしたら  ぶっ飛ばしゃいいだけだ」 

 

「だから そうじゃないって言ってるだろ! いいか こんなチャンスは二度とないんだぞ

そもそも向こうから友好を申し出てくれて しかもグダグダグダグダ……」   1分後

 

「分かった分かった もういい その代わり 調査費と報酬ははずんでくれるんだろうな?」  「その辺はお前の努力次第だ 頑張ってくれよ( ̄▽ ̄)b」

 

「魔王様 お待たせしました ではこいつが案内するので 

望みの所に行って来て下さい」

「あら あなたが案内してくれるのぉ?」

 

「うん…ハイ 私はテルだ…です よろしく」   

「あなた チェル って言うのね よろしく」   

「…テルだよ! ああぁ いえ テルです テ ル 」   

 

「ごめんなさぁい こちらの言葉はあたし達には聞き取りづらくて

発音しにくいのよぉ」   

「それにしては流暢に喋っておられる」  

 

「あぁ 会話はこの魔具が手伝ってくれるのだけど 名前位は覚えたいと思って

頑張ってるんだけど 中々難しいのよぉ」

「ほぉ そのマグみたいなのが翻訳の手伝いをですか それは便利な物ですね」 

 

「レイよ 急に言葉が丁寧になってるけど 珍しいな」  

「何か急に高貴な方に思えて来て 自然にこうなっちゃうんだ」  

 

「…!?  魔王!  レイに何かしたんじゃないだろうな?」 

「これは魔王の覇気と言って 無意識にいつも出ちゃってるみたいなのよぉ」 

「ヤバいな レイがあてられるとは 何か対策はないか…」 

 

「この指輪を着けてみてちょうだい  指輪を着ける事で覇気の影響は受けないはずよ」 

 

「はい それでは有り難く …あれ? 本当だテルが二人って感じに戻った

しかしこれは少々マズイ現象だな こちらも対策を考えておこう」 

 

「じゃあ私と魔王はもう出掛けるよ いいだろ?」 

 

「あぁちょっと待ってくれ   魔王様 このブレスレットを着けて行ってくれないか 

色々データを採りたい」  

 

「いいわよぉ」 

「頼みます  そうだ 今夜は懇親を兼ねて食事会をしよう  ホテルのレストランを

おさえておくよ  ミナちゃんとスー君も一緒に」

 

「私達も行っていいんですか?」

「やった~ミナっち 食事会だって~」 

 

「18時にする 遅れないように来てくれよ」

 

「了解だ じゃあ魔王改めてよろしく」 テルは右手を差し出した 

「どうすればいいのかしら?」 

 

「これは握手と言って 仲良くなる為の挨拶なんだよ 手を繋いでフリフリするんだ」 

「こうかしら…なんかいいわね 気にいったわ」

 

その時テルは  魔王の頭の中を覗いていた

      (…ちょっと待ってくれ なんだこの思考は…)