観覧車から海に瞬間移動しようとしたノエを止めたミナ 少し休憩を入れる事を提案
「海に行くのはもうちょっと後にしよう 降りたらアイス食べようよ^^」
「いいね~ アイス食べよ~」
「なんじゃそれは?」
アイス屋の前で
「ノエチャマはどれにする?」
「この殻に入った脳ミソみたいな物の事かの?」
「脳ミソじゃないよ~w」
「紫色の物が美味そうじゃの」
「ブルーベリーだね スーちんは?」
「私はね~ソーダがいいな~」
「じゃあ私はチョコミントにしよ^^」
「なんかさ~其々の属性の色になってるね~」
「本当だね!アハハハ(^▽^)」
「これがアイスか」 ペロッ 「うお!冷たい これは美味じゃのう!」
「今日みたいな暑い日は格別だよね^^」
「うん 最高だね~^^」
「もっと色々食してみたいの~」
「また後で食べよ 次はジェットコースターに乗ろうよ^^」
しかしこの後ノエチャマの様子が一変するのだった
「ギャーハッハハハ ヒャーハッハハハ ホォウホォウ ドッヒャアアア ダッハハハハ これは面白いのう
もう一回乗るのじゃ!(≧∀≦)」 3回乗った後も
「もう一回乗るのじゃ!(≧∀≦)」 堪らずミナが
「もういんじゃね?」
「ミナっち性格変わっちゃってるし~(^▽^;)」
結局5回乗ったのだった
「ヒャー楽しかったのう」
「あんたはね」 ボソッ
「何か言ったかの?」
「いえ 何も …てか ノエチャマって笑うんだね」
「我とて感情くらいあるのじゃぞ」
「だって 美味じゃって言いながら難しい顔してたから
人前では笑わないのかと思って^^;」
「どれも初めての味じゃったので 余裕がなかったのじゃ」
「へ~ノエチャマって余裕のない時もあるんだね~」
「う,うお 滅多にない事じゃがな!」
「ハイハイ じゃあ余裕で海に連れて行って下さい ノエどのw」
「待つのじゃ アイスもう一個食べたいのじゃ」
「もう 早くしてね(*´∇`*)」
「はは~ 置いてくよ~」
「連れて行くのは我なのじゃぞ(; ・`д・´)」
アイスをもう一個食べてから あまり人がいない場所へ移動して来た三人
「ここならよいかの ではお主ら しっかり掴まっておるのじゃぞ」
「ハイ!」
「ハ~イ」 ノエが印を切ると スゥーっと上空まで飛び上がった
「え! うそっ 本当に飛べるの!?」
「何を驚いておるのじゃ 嘘など言わぬ さぁ次は瞬間移動じゃ」
ヒュン! 一瞬で海岸近くの高台に着地したが ミナだけ足場がなかった
「あっ!」
「ミナっち!」 瞬間 スーがミナの体をかばって抱き抱えたが
そのまま 落ちた為 体を打ってしまった 「ドスンッ」
「スーちん! 大丈夫? スーちん‼」
「イタタタ 大丈夫だよ~でも腕は折れちゃった アバラも2~3本イッチャッタかな~^^;
ミナっちは大丈夫?」
「大丈夫だよ どこも痛くないよ ゴメンね 私の為に(T0T)」
「私はミナっちを守れたんだね 良かった~(^_^)」 様子を見ていたノエが
「暫くじっとしてて…くれなのじゃ」 何か小声で呟いて手をかざすと
スーの体が紫色のオーラに包まれた オーラは集束して球体になると
凄い勢いでどこかに飛んで行ってしまった
「どうじゃ? 痛みはひいたかの?」
「あれ~痛くない 腕も折れてないよ~」
「本当!? 腕 折れてたんじゃないの?」
「うん 折れてたんだけど~ 治ったみたい」
「良かった ノエチャマ ありがとう ありがとー(T0T)」
「うっ…何のこれしき…なのじゃ」
「でも闇属性にも 治癒魔法ってあったんだね」
「今のは治癒魔法にあらず 怪我自体を葬ったのじゃ」
「?怪我した事を 無かった事にしたって意味?」
「そうじゃ お主は理解が早いの」
「そんな事が出来るの? ノエチャマ凄いね!」
「いやそんな事より我は 言わねばならぬ事があるのじゃ
そなたらに怖い思い 痛い思いをさせたのは我の責任じゃ
申し訳なかったのじゃ」
「いいんだよ スーちんを治してくれたし それに私達の望みに応えて
くれたんだから 十分だよ」
「うん ありがと~ノエチャマ」
「…今が頃合いかのう 実はの 我はこの世界を滅ぼしに来た訳ではないのじゃ」
「うん 分かってたよ」
「分かってた じゃと?」
「だって世界を滅ぼそうとする人が 他人の望みに応えたり
助けてくれたりする訳ないもん」
「そなたには驚かされる 嘘はつけぬの 我達の世界では昔から争いが絶えなくての
最近では外世界からの侵略も増えて 対策に苦慮しておるのじゃが
そんな中 たまたまこの世界を見つけてのう 脅威になるやもしれんと思うて
人間の心根を調べに来たのじゃ」
「それならどうして 最初からそう言ってくれなかったの?」
「嫌われていた方が本音が聞けると思うての」
「じゃあ わざと横柄な態度をとってたの?」
「そうじゃ 腹立たしかったじゃろう すまなかったのう」
「ううん全然 なんか楽しかったよ^^ それで 心根は分かったの?」
「うむ! そなたらを見ていて良く分かったのじゃ まずスーちんじゃが」
イントネーションがちょっとおかしい
「自らの身を投げうって友を助けた行いは 実に見事であった 立派じゃったぞ」
「え~体が勝手に動いただけだよ~^^;」
「そこが見事なのじゃよ^^ そしてミナっち」
やっぱりイントネーションが…
「今回の事は我が原因なのじゃから 断罪されてもおかしくない所を
そなたは礼を言うてくれたの あの言葉に 我は心を打たれたのじゃ」
「助けてもらったら お礼を言うのは当たり前の事だよ」
「それが当たり前ではない世界も多いのじゃよ」
「そうなの!?」
「うむ じゃから我はこの世界の人間は 脅威になど成り得ないと確信したのじゃ
それと 出来れば同盟関係を築けないかと思うておるのじゃよ」
「同盟かぁ 私達には何とも言えないけど 出来たら素晴らしいね^^」
「うむうむ 早速に帰って 魔王様に報告するのじゃ」
「え!? もう帰っちゃうの? 折角打ち解けられたのに」
「え~ 帰っちゃうの~?」
「そなたらに会うまでに時間を使い過ぎたようじゃ しかし廻り合いによって
納得のいく答えを見出だせた 無駄な時間ではなかったのじゃろう^^」
「そうかもね でもやっぱり残念だなぁ…」
「ね~ また来るんでしょ~?」
「勿論じゃ また美味な物も食したいし そなた達とも遊びたいしの
それに 昨夜遅くまで教えてもろうた 友達と言うものにも興味がある
我達の世界には無い概念じゃからの
次に来た時にはそなた達と 友達になりたいものじゃの」
「え?何言ってるの?ノエチャマはもう友達だよ ねぇ?スーちん」
「うん 仲良しだよ~」
「なんと 我を友達と呼んでくれるのかの?」
「当然でしょ(°▽^)」
「嬉しいのう嬉しいのう これで心置きなく帰れるのじゃ」
「良かったね~」
「そうじゃ 我に新しい呼び名をくれんかの?」
「新しい呼び名?」
「チャマは半分我が呼ばせたようなものじゃからの そなた達が呼びたいように
呼んで欲しいのじゃよ」
「なるほどぉ 呼び名かぁ じゃあそうだねぇ… ノエちー ノエちーは?」
「ノエちーいいね~^^」
「ノエちーか 良いのう では今後はそう呼んで欲しいのじゃ さて我はそろそろ帰る 二人とも世話になったのう 礼を言うぞえ」
「ノエちー そういう時はね ありがとうって言うんだよ^^」
「そうじゃな ではそなた達 また会う日まで達者でおるのじゃぞ
我が親愛なる友達よ ありがとう(*´∇`*)ノ」
「我が親愛なる友達よありがとう」 ノエちーはそう言うと
スッと上空まで上がった後その場に留まって 私達に何度も何度も手を振った
遠いから聞こえないと分かっていたけど 私とスーちんは
「またすぐに戻って来てね! 待ってるからね!」
「ノエち~ またね~!」 って手を振りながら叫んだ
ノエちーは手を振るのを止めて暫くすると シュッと消えてしまった
「行っちゃったね~」
「騒がしかったけど いなくなると寂しいね」
「またすぐに会えるよ~」
「そうだよね 遅くなったけど お弁当食べようか」
「こういうとこで食べるお弁当って最高だね~(^¬^)」
「また来ようね! 今度はもっと色んな所に連れて行ってもらおうよ」
「うんうん ノエちーは輸送担当大臣だね~」
「アハハハ(*^▽^*)それいいー なんかさぁノエちーって
ちょっとひねた王女様みたいだったね」
「そうそう まさにそんな感じだったね~」
「向こうでは何やってるんだろうね」
「ね~ …ところでさぁミナっち~」
「なに?」
「私達さ~ ここからどうやって帰ろうかね~」
「!?…ぁあああああああ!!!(゜ロ゜)」
さてさて ミナとスーは無事に帰れたんでしょうか…続きはまた今度(o^-')b !


