北斎イメージの作品を模索しつつ、矢絣柄もイメージして編んでいた時のこと。


縦に普通に矢絣柄を入れると編み方向を横にしたいしとか考えて、矢絣柄の方を横にしてみた。
全体的に柄はいい感じに収まってはいるけど、やっぱり矢絣が横ってどうも上手くない。


そして後ろ身頃、絵柄の編み込みは基本的に人を省いて編むというコンセプトだったので"尾州不二見原"もよく考えないで桶職人さんを省いて編んでしまった。
結果的に、桶だけだと少し縦に伸びただけでマルがゼロに見えてしまう!ここは職人さんを何らかのイメージで入れ込むべきだったと反省した。

優しいファンの方は大丈夫と言って下さいますが、矢絣をどうしようかで力を使い果たしてしまったのかなと思いました。

結局は矢絣柄も桶もどちらも中途半端になってしまったと反省しています。