こんにちは尾上てるみです。(81) 特定調停 総務常任委員会 | こんにちは 尾上てるみです

こんにちは 尾上てるみです

2008年から4年間ふつうの市民感覚で議員活動してきました。
2012年8月の選挙で惜しくも敗れましたが、議員の経験を活かして
地域のことや政治のこと議会の様子や日々の活動を
季節にあわせてお伝えしていきます。

 朝日の昇るのが少しずつ遅くなって、6時半でも暗いぐらいです。 それにあわせラジオ体操のため起きる時間もどんどん遅くなってきています。

 今日は総務常任委員会が10時から夜8時までありました。議案がたくさんありましたが、案件の中でもさまざまな議論があり、紛糾したのが箕面都市開発(株)の特定調停に関する調停条項案を受けるかどうかでした。
 市民派ネットでは中西ともこ議員が総務常任委員で、調停条項案に関して質疑をしました。箕面都市開発(株)の貸付金残金、約9億8千万円の返済計画ですが、今回明らかになったのは…


①貸付金のうち5億2千万円を株式化する。


②残金約4億5千6百万円を年間1千万円返済する。
 (平成41年6月1日完済予定)


③その後株式を買い戻す(年間1千万円とすると52年後)
 (平成93年完済予定)

 というなんとも現実離れした市民を馬鹿にしたものです。私はなぜ理事者が箕面都市開発(株)をまちづくりに必要な会社というのか理解に苦しみます。理由を聞いても納得できる答えが返ってきません。今なら、貸付金の代物弁済として鑑定評価2億7千3百万円の土地を取得する方法もあります。株ではなく土地が取得でき、そのうえ土地の年間賃料2千百万円の20年間契約がついています。ざっと計算しても合計6億9千3百万円が平成41年に入ります。2億円は未返済になるかもしれませんがこちらの方が確実でより現実的です。調停案はあまりに長期なので現実離れしすぎています。 そもそも、20年返済の約束の6年後に特定調停を申し立てる不誠実な箕面都市開発(株)の株を買い上げ、毎年の返済額を2千7百万円から1千万円にしてまで会社を存続させる理由はなんなのでしょう?また返済不能になったら誰が責任を取るのでしょう?
 総務常任委員会では自・公・民が賛成して委員会としては特定調停条項案を受諾することになりました。市民の税金を無駄にするこの特定調停条項案に私は絶対反対です。


こんにちは 尾上てるみです-栗原さん こんにちは 尾上てるみです-もちつき02



 写真は人権フォーラムで講演したテレビプロデューサーで猿回しの村崎太郎さんと結婚した栗原美和子さん
(とても感動的なお話でした。)と400名以上参加のあった今宮南自治会のもちつきです。

 自分の立場で出来ることを精一杯やる市民のかたには頭が下がります。まして議員はなおさらもちのように粘って頑張らなくては!! 本会議の採決は12月20日(月)です。是非傍聴して下さい耳