町田康さん

口語の『古事記』だったら読みやすいかな?
と思って借りたけど・・・
逆に疲れたショック

会話は『関西弁』表記なんだけど
「いやよー」って普通言うかな?
私の中では「いややぁ」なんだけど・・・えー?
この台詞がしょっちゅう出てくるから
まずそこでモヤモヤするショック

他にも、ちょこちょこ引っ掛かる関西弁が・・・
(私もちゃんとした関西弁が出来てるわけちゃうから
 他人のことは言えないけど・・・)

あと、名前が長いし
ふりがなないと読めんし
イザナミ・イザナギ
アマテラス・ツクヨミ・スサノオ
クシナダヒメ
オオクニヌシノミコト
サルタヒコ(伊勢神宮言ったとき見た)
馴染みのある名前は覚えられるけど
他は長くて覚えられんショック

死んだ奥さんを迎えに行ったのに
ゾンビだからと逃げ帰ったり

神様の口と鼻とお尻から食べ物出して
それをスサノオに食べさせようとしたり
発想が『小学低学年の男子』か・・・アセアセ
神様なんて見えないんやから
詳しく書かなくてもいいのに・・・
昔の人はどういうつもりで書いたのか・・・

スサノオは
お母さんに会いたいって、ただこねて
物は壊すは
あちこちで糞尿垂れるわ
馬を投げて人○すし
そりゃ追い出されたりするわしょんぼり

アマテラスは引きこもったり

ヤマタノオロチ退治するのは凄いと思ったけど
それまでのスサノオのやんちゃぶりみると
たまたまだから、全く見直せなかったり

西洋の神様は『愛に奔放』なのが多かったけど
日本の神様は『駄々っ子』で『わがまま』で
『子ども』なのが多い感じしょんぼり

オオクニヌシノミコトは
優しいのかバカなのか・・・
何度もお兄ちゃんたちにこ○されまくるし
(因幡の白兎の人)
“赤い猪”捕まえろって言いながら
“真っ赤に焼けた岩”転がして
○ろされるって・・・ぼけー

その後も、言うこと聞かないやつは
「こ○そう」って人ばっかり・・・
みんな野蛮すぎアセアセ

仁徳天皇が最後だったけど
後半は、どの場面なのか全く分からなくて
読んでも読んでも頭に入ってこないショック

出雲・多賀・畝傍(うねび)・淀川・逢坂・難波
淡海・敦賀・若狭など
馴染みの地名が出てくるから
どこでの話か分かりやすくて
そこはイメージしやすくて助かったほっこり


この本は
『オリジナルの古事記を理解した人』には向いてるけど
『この本から古事記理解を始めよう』という人には
向いてないと思う

私には
少年少女文学大全集レベルが合うわ(笑)