学童の野球チームに入り、キャッチボール、バッティングの指導を受けると、十分試合に出たり、試合を楽しめるレベルには到達することができる。

 また、家に帰って、自主練習してミスを減らしたりするようになる。

 学童の間で、野球の基本的な動作を身につけることは可能だ。

 ここで、注意しなければならないことは、ある程度のレベルで上達がストップしてしまうことです。

 ある研究では、一般に"許容できる"パフォーマンスレベルに到達すると、そこから"何年"練習を継続しても"向上しない"という。

 サラリーマンで、週末ゴルフをしている人が、皆、数年の練習、ラウンド経験で、ハンディキャップをシングルに出来てますか?

 愚直な練習(基本の反復練習等)も大切であるが、「目的のある練習」も、必要なんだという。更に、「目的のある練習」を超える練習が必要なのだという。

 学童野球のレベルでは、「目的のある練習」までは指導したい。

「目的のある練習」のポイント
(1)具体的な目標を定義する
(2)集中して行う
(3)必ず指導者はフィードバックを行う
(4)コンフォート・ゾーンから飛び出す
   新しい"挑戦"、出来ないことに挑むと
   いうことだそうだ。

 ある程度のレベルから先は、指導者、選手のコミュニケーションが必要であり、指導者の冷静な「観察」と理解しやすい「フィードバック」と「練習計画」(別なアプローチも考える)が必須である。

 「目的のある練習」だけでも、"限界"が有るのだと言う。

 この話は、高校生以上の取り組みかもしれないが・・・。