昨日、大学生と高校生の侍ジャパンの試合があった。

 大学生は、やりずらかったかもしれない。
 高校生も頑張っていたと思う。
 随所に、いいプレイがあり、お互いいい刺激になれば良いと思う。

 大学生と高校生での年の違いは、最大で4歳くらいではあるが、この"差"でも大きな違いがあるような気がした。

 大学生の体格は、やはり、本格的なトレーニングで鍛え上げられているような・・・。

 ある大学で、バッティングの違いを大学生と社会人とで比較した研究報告があった。

 バットのスイング・スピードは、大学生と社会人とで大差はないが、打球スピードが社会人の方が速いとのこと。

 バットのスイートスポットに、的確にコンタクトするコントロールするものが、社会人の方が"上手い"のかもしれない。

 練習量の"差"でもあるのだろうか?
 年齢的にも、社会人の方が上だと思うが。

 経験の差も、要因のひとつかもしれない。

 エリクソンの10,000時間の法則がある。ただし、"意図的な練習"(計画的な練習)でなければ、何時間練習したところで、エキスパートにはなれんのだと。

 適切なフィードバックと、自らの"目標"と"上達のための不断の努力"なくして、エキスパートにはなれんのだと。

 アンジェラ・ダックワースも、天才こそ"やり抜く力"があり、練習をしっかりやるものであり、もって生まれた才能ではないと。

 "目標"もって、"努力"、"練習"は、誰だってできる。

 学童野球の子どもたちだって。

 子どもの頃から、"こういう習慣"を身につけておくと、年と共に"経験値"があがり、上達していける「可能性」が出てくるのではないだろうか?

 今日、指導したことの"成果"は、中学、高校で出てくるのかもしれない。